6L6 p-p ギターアンプ
2008年 07月 02日
Fender系大定番の6L6をプッシュプルでギターアンプに仕立ててみました。
今回、初6L6です。
EL34や6V6よりも太いのですね。出力管同士が近すぎました。
だいたい40W程の出力が取れるはずです。
電源はヤフオクで買った240〜100Vまで一次側電圧各種対応のユニバーサルタイプですが、B電圧がAC300Vとギターアンプとしてはかなり控えめです。何故でしょう。
出力トランスは、ギャレットで買ったフェンダーリプレイスメント4k:4ohm/40Wです。
2次側が4Ωのみでちょっと使いづらい感じですが、2-4-8Ωのユニバーサルと比べると値段が1.5倍以上違うので、ここは安直に安い方を取りました。
今回、白地のタトゥーシールで文字入れするつもりだったのですが、梅雨で湿度が高いのか、フィルムからうまく剥がれずどうもダメです。
というわけで、クッキーさんに教えてもらって購入したダイモライターを早速使ってみました。
ちなみに、ここだと、本体(OMEGA)とテープ三本買って送料無料になりました。
ダイモってはじめて使ってみましたが、なかなか雰囲気あって良いですね。ちょっと曲がりましたが。
なんというか、アメリカのガレージメーカーのハイエンドアンプみたいな、そんな気分になるのは私だけでしょうか。
で、ハラワタ。
電源電圧低めだったので、電源のケミコンもコンパクトに収まってます。
まだ回路がFIXしてないので、回路図は省略。
回路的には、
フェンダー型プリアンプ>>ブースト回路>>差動フェイズインバータ>>固定バイアスAB1級(ビーム管ネイティブ)
となっています。
今回のブースト回路ですが、ダンブルのODS(オーバードライブスペシャル)みたいなプリアンプとパワーアンプの間に挿入する歪み回路を作ってみました。
これが、なかなか思い通りにいきません。
12AX7の2段増幅のつもりでしたが、ゲインが高すぎるのと、どうも思ったような歪みの質感が得られないので、マーシャル型の直結カソードフォロアに変更してみようかと考えてます。
プリで歪みを作り込むのって難しいなあ。
ちなみに、部屋だと音が大きすぎるので、8Ωのスピーカに8Ωのダミーロードをパラにして4Ωにして試奏してます。
それでも十分うるさいんですが。