真空管アンプ、ギター等のBLOG


by org19
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6FM7 定電流バイアスシングル

これまた秋葉原クラシックコンポーネンツで売ってた一本800円のシルバニア製6FM7のシングルアンプです。

c0004062_23502313.jpg


弁当箱シャーシも飽きてきたので、ブレッドボードで組んでみました。
板切れは、作業場に転がってた端材ですが、一応塗装してみました。
これはこれで雰囲気あって良いかもしれません。
真空管のソケットとか、入出力端子あたりの処理がちょっと面倒でしたが。

6FM7って、オーディオ用として人気のある6EM7と中身は同じのようですが、コンパクトロンということでやっぱり不人気です。
僕としては、つるんとした見た目が可愛らしいんと思うんですが。
ただ、ヘタするとソケットの方が高くついたりするので、そのへんは要注意です。

出力段は、LM317で定電流化してます。
このOUTとADJの間の電圧は、通常1.25Vになるのですが、何故か0.9V程度になってます。
故障かと思って交換してみましたが、症状は変わりません。
とりあえず定電流特性は得られているようなので、良しとしておきます。

6FM7の電力増幅部のプレート損失は10Wが定格のところ、170V*21mA=3.5W程度で使ってますが、それでも手で触れないぐらいに熱くなります。
この球で10W喰わせるのは、ちょっと酷なんじゃないでしょうか。
前に作った6EW7は、8W近く喰わせてて、シャーシまで熱くなるので、こっちももうちょっとプレート損失を抑えるべきと思います。

電源は、トヨズミの200:100V/20VAの絶縁トランスと6.3V/2Aのヒータートランス。
トヨデンの落ち武者のような店員さんに、絶縁トランスをひっくり返しては使えないと言われたんですが、とりあえずAC72mA(DC45mA)程の負荷で動かしてみたところ、240VタップでAC182Vしか出ません。ちなみに、無負荷でも、240VタップでAC200Vぐらい。
東栄の絶縁トランス(ZT-03ES)は、ひっくり返して使ってもほぼ表記通りの電圧出るのになあ。
巻き方が違うんでしょうか。

リプルフィルタは2SC3425を使ったトランジスタフィルタになってます。
容量大きめのケミコンを入れて、若干でもB電源の立ち上がりが遅くする魂胆。
ただ、思ったより電圧が低く出たので、リプルフィルタのマージンが足りず、若干リプルが残ってしまいました。
まあ、ほとんど気にならないレベルなので良しとしておきます。
ちなみに、この330uF/250Vのケミコンは、秋葉原のジャンク屋で10本で1080円だったものです。
かなりお買い得でした。

回路図
c0004062_035247.gif


負帰還抵抗はまだ決めてません。
トランスが2つあるので、本来はそれぞれヒューズを入れるべきですが、チョンボしてます。


6FM7の出力段側は、内部抵抗が1kΩ前後とかなり低めなので、無帰還でも案外ダンピング高めです。
前に作った14GW8+東栄OPT-5Sアンプも同じような構成で、似た感じの音です。
トランスの性能差なのか、球の特性なのか、14GW8の方が広帯域・低歪みのような感じを受けますが、6FM7も、これはこれでなかなか楽しげで良いです。
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by org19 | 2008-05-02 00:04 | オーディオ