Fernandes フロイドSSHギター
2007年 12月 30日
フェルナンデスのフロイドローズ、SSH配列、ジャクソンヘッド、シャークインレイと、80年代ど真ん中メタルギターです。
こういうの一本欲しかったんだよね。
でも、あんまり人気ないみたいで、送料込みでも諭吉一枚でお釣りがきました。
たぶん型番はSTJ-70。
もちろん24F、ボルトオン。
ミディアムジャンボフレットで、カマボコ型のネックシェイプ。
ネックの反りもほとんどなくて、けっこう弾きやすいです。
このギター、ピックアップセレクタがそれぞれon/offできる仕様になってて、これはこれで面白いんですが、どうも使いづらいので配線し直し。
このギターで、センターピックアップは使いそうにないので配線をカットして、ミニトグルを使って、フロント/リアのセレクタとしました。
深い歪みで使うのが前提なので、トーンは無しにして潔く1ヴォリュームです。
3つほど空いた穴には、プリアンプ的なものでも仕込もうと画策中。
ピックアップですが、フロントはデフォルトの純正シングルコイル。リアはディマジオのEvolutionに交換。
Evolutionは、みなさんご存知SteveVaiのシグネイチャーモデルのピックアップですが、一部では現代版SuperDistortionとも言われてます。
パワーはかなり高めで割り合いトレブリーですが、歪ませても中域が前に出てくるので、アンサンブルに埋もれずよく抜けると思います。ワウの半止め的ニュアンスもあります。
逆に言うと、キッチリ弾かないとミスノートが目立つとも言えそうです。
あと、ボーカルの帯域と被るので、歌モノには向かないとは思います。
やっぱりギターがメインのHR/HMのためのマイクですね。
ピッキングニュアンスはヴィンテージ系に比べるとあんまり拾わないタイプですが、ハイパーな感じで面白いです。
安かったんですが、案外と良い音してますよ。