グレコのジャズベにリンディーフレーリンを載せた件
2006年 09月 15日
というわけで、まずはジャズベです。
例のGrecoの81年製JB-800 SuperRealにLindyFralinのジャズベ用ピックアップセットを載せてみました。
リンディのピックアップはこんな箱に入ってました。
なんか地味ですけど、こんなとこで余計なコストをかけてくれないほうがありがたいですね。
で、そのジャズベがこれ。
これまた前回の写真とツマミ以外は一緒ですけど。
オリジナルのグレコのピックアップは、ドンシャリ気味ではあるものの、なかなかパワーもあって良かったんですが、ちょっとハイが耳に痛い感じもしました。
ミックスポジションでスラップすると、もろに80年代という音で、これはこれで捨て難いのですが。
一方のリンディは、音色はもちろんヴィンテージ。狙ってるのは60'sらしいですね。
クリスピーな高域が特徴的ですが、耳に痛い成分は少ないです。
適度にゴリっとした中高域と、粘りのある中低域で、確かにイメージとしてはローズ指板の60年代のフェンダーですが、暴れる感じはやや少なくて、どちらかといえば上品にまとまってる感じです。
この上品さの匙加減が所謂「リンディぽい」音色なのかな?と勝手に思ってます。
なんというか、タッチレスポンスは良いんですけど、音色的にまとまってるので、弾きやすく感じます。
あと、フロントとリアのバランスが絶妙。フロントもきちんと抜ける音だし、リアも細くならないですね。
VanZandtとか、DuncanのAntiquityとか、Voodooとか、いくつか候補があって迷ったんですが、ひとまず満足。
あと、キャパシタですが、前のEROのドンシャリでサイバーな音色も捨て難いのですが、ちょっと中域が抜けてこないかんじがしたので、バンブルビーの.047にしてみました。
ゴリっとしたアタックと、前に出る中域が特徴かな。
最初は、フュージョン系の音色狙いだったんですけど、なんか弄っていくうちにヴィンテージ系の音になってきました。
うーん、ブリッジもヴィンテージタイプに戻そうかなあ。
それだったら、アルダーボディのがいいんだけどなあ。
ちなみに、プリアンプは結局、取り付けてないです。
あ、あと、アイロンがけしてネックをやや矯正してあります。
ハイポジの音詰まりが解消されて、弦高も下がって、だいぶ弾きやすくなりました。
というわけで、次回のお題はプレベです。
で、その次はサンダーバード。
乞うご期待。
あと、ジュニアもボチボチ更生させていきます。