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真空管アンプ、ギター等のBLOG


by org19
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アイロンがけしたRJBとジャクソンVと335

先日アイロンがけしたRJBですが、その後の経過はまずまず順調です。
アイロンがけ後、二日ほど弦を張りっぱなしにしていますが、今のところアイロン修正前の状態に戻る気配はありません。
ただ、指板修正の時にハイポジ側の指板を削りすぎたせいなのか、もしくはアイロン修正の際のクランプでの固定の仕方が悪かったのかはわかりませんが、若干ハイポジ起きしてます。
まあ、もう一度アイロンがけすれば直りそうな気はしますが、だいぶ弾きやすくなったのでとりあえず保留。
弦はフラットワウンドを張ってみました。
ウッドベースに近い感触かなあ。ウッドベースを弾いたことないのでわかりませんが。
ラウンド弦の方がジャコパスっぽさは出ますね。
ただ、フラットワウンドの方が指板にはやさしそうです。

ジャクソンVですが、リアにディマジオのSteve'sSpacialを載せてみました。
調整に手間取りましたが、まずまず良い感じ。
ちょっとわかりにくいかも知れませんが、ピックアップを6弦側から見た写真。
アイロンがけしたRJBとジャクソンVと335_c0004062_1292742.jpg

フロントピックアップのPAFProのポールピースはボビンすれすれまで下げてあるのに対して、リアのSteve'sSpacialは、かなり上げてあるのがわかるでしょうか?
下は、リアの拡大写真。
アイロンがけしたRJBとジャクソンVと335_c0004062_1281678.jpg

12個のポールピースがどれも高めにセッティングしてあるんですが、その中でもブリッジ側のポールピースをさらに上げ気味にしてあります。
これ、いろいろ試行錯誤したんですが、フロントのPAF Proが中高域がバリバリでてよく抜けるので、リアもそれに負けないようにセッティングしたわけですね。
基本的には、ポールピースを上げると高域が出ます。ピックアップ全体を上げると中低域が出ます。その兼ね合い。
最初はネック側とブリッジ側のポールピースを同じ高さになるように上げ下げして調整してたんですが、どうも納得いかないので、一度高さに差をつけて調整してみたら、中高域が抜けてくるようになったので、その方向でセッティングしてみました。
ディマジオの最近のピックアップは、デュアルレゾナンスコイル(2個のコイルが異なった周波数特性を持ち、それぞれが拾った音の総合で、豊かな倍音を生み出すシステムである。
また、コイルタップしてシングルコイルモードで使用した時のサウンドも大変魅力的であることも特筆すべきことである。…ディマジオサイトより転載)を使ってるらしいので、そのへんの特性もあって、ポールピースの高さに差をつけることで抜ける音域が変わってくるんじゃないかなあ、と勝手に思ってます。

あと、335はグレコの網線シールドの配線材に戻しました。
ギブソンっぽいダーティーな感じが出ますね。
メッキ撚り線を布で巻いて網線を被せるっていうギブソンと同じ構造の配線材なので、やっぱり似た傾向の音になるみたいです。
配線材も皮膜で音が変わります。オカルトじゃないですよ。
by org19 | 2006-03-04 02:13 | ギター・ベース