Vとストラト
2005年 09月 24日
特に電気系を丸ごと入れ替えた場合なんかは、一晩寝かせるとガラッと印象が変わることが多いです。
基本的には、超高域が落ちるというか、なじみます。
で。
JB、合わないかと思ったけど、なかなかいいかも。
歪ませると、「あの音」がします。
でもやっぱりクリーンは使えないな。
アースラインをBelden?の網線に変更しました。
といっても、シールド線にしたわけでなく、網線を普通の配線材と同じように使ってアースしました。
軽くなり過ぎず、でもちょっとすっきり。うーん、でもハードロック仕様なら、前の極太単線でもいいかも。
フロントを昨日リアにのせたPAFプロにしてみたけど、やっぱりダメ。
フロント用にはパワーありすぎ。リアと出力バランスとったら、ピックガードの下に潜っちゃったよ。
グレコのレスポールのフロントのディマジオPAFクラシックは、クリーンで良し、歪ませて良し、カッティング良し、単音で良しっていう、かなりいい音なんだけどなあ。
あれに近い音で、かつマホガニー単版らしいソリッドな感じが出ないものか。
やっぱりこのギターじゃ無理かなあ。
それから、合板のストラト。
安っぽい音を出そうとして極限まで安いパーツで組んでたんですが、どうしてなかなかいい音なので、ちょっと電気系を見直してみました。
基本的にクリーン&フルテンではクリスピーでなかなか良いんですが、どうも歪ませると耳に痛い&ボリューム・トーンを絞ると使えないので、そのあたりを改善。
ポットを安物の500KAから、道具箱にあったCTSの250KAに交換。
ボリュームにハイパスコンデンサつけてたのを取り外して、トーン用コンデンサも安物0.033uFからストックしてあったMOLDEDの0.068uFに交換。
配線材は換えてないです。アウトプットだけアルファのラッカーがけクロスワイア。半田はKester44中心に、要所で古いやつを。
クリーンは、ちょっと落ち着きが出ました。
歪ませても、耳に痛くない気持ち良い音色。
ボリューム、トーンでいろいろ音色も作れるようになりました。
このMOLDEDってコンデンサ、なかなか良いです。
昔のフェンダーアンプなんかに使われてるらしいですが、スッキリかつマイルド。
BBみたいなコシのあるウーマントーンとはちょっと違うんですが、トーン絞ると上品な感じにハイが削れて気持ち良いです。
というわけで、この合板の実費5000円以下のストラトですが、音色的には手持ちのフェンダー系の中でもしかしたら一番気に入ってるかもです。
やっぱり値段じゃないのよね。