12AX7-6L6GC Champ風アンプ
2011年 08月 22日
久々にギターアンプ作ってみました。
その前に真空管アンプ作ったのが一昨年の七月ですので、2年以上のブランク…
リハビリを兼ねて、Champ系のアンプをば。
ペアの片方が割れた6L6と、ちょうど良さげな大きさの電源トランスがあったので、まるまるクッキー様から回路を頂戴して作ってみました。
キャビとスピーカは、以前作ったデラリバ風アンプを流用。
電源トランスは6L6 P-Pアンプのを分解したものです。このトランス、「FOR 50W TUBE AMP」と書いてあるわりに、全然容量が足りないようなので、シングルアンプにしてしまいました。
OPTは東栄のT-1200を3k:8Ωで使ってます。
EG2=306Vなので、300Vのグラフを使ってロードラインを引いてみました。
Ep=344V、Ip=50mA、Ek=-25Vで、RL=3kΩで、実測値とよく一致しています。
効率良く出力を取り出すなら負荷抵抗をもう少し小さくすべきでしょう。
そもそも、T-1200をOPTに使うには電流を流し過ぎです。
しかしまあ、ここはギターアンプなので細かい事は目をつぶりましょう。
チャンプといえば、大概6V6+8inchスピーカをイメージしますが、今回は6L6+12inchです。
球の違いによる音の違いは…よくわかりません。
スピーカの違いの方がよっぽど大きいですね。
Jensenアルニコの音ですよ。