カマデンデジタルアンプキット TDA7491KIT
2009年 09月 28日
見ての通り、パーツは少ないです。
必要部品のほとんどは基板に実装されていて、ハンダ付けする部品はカップリングコンデンサ、電源コンデンサ、出力のローパスフィルタ、他少々。
ちょっと説明書が分かりにくいですが、音が出るまでは30分もあればいけるでしょう。
昔作ったLM386のギターアンプを解体して、ケースをリサイクル。
電源は秋月の12V/1.5Aのアダプタです。
内蔵。オプションの8Ω化セットを同時購入して、出力のフィルタを載せ替えてます。
配線はジャンク箱をあさって適当な長さのものを拾い出しました。
出力端子が左右で若干違うのもご愛嬌。
こんなので20Wも出るとは恐れ入ります。
ただ、連続20Wを出力するには別途ヒートシンクを用意しろとのこと。それはそうですよね。
で、出音ですけど。
輪郭がクッキリとして、ダンピングも高く、制動が効いているという印象です。
ただ、高域がヒリヒリする感じはありますね。オペアンプのヘッドホンアンプみたいな。
これはこれで魅力もありますが、僕にとって真空管アンプに取って代わるものではないな、というのが総評。
あと、ボリューム位置に関係なく、「シー」というノイズが出ます。
気になるほどの音量ではありませんが、91dB/Wmのスピーカで30cmほどまで耳を近づけるとハッキリ聞き取れます。