Orville by Gibson LesPaul '54 JB Oxblood?
2009年 07月 25日
54年製のゴールドトップ・バーブリッジテールピース・P-90のレスポールを、2ハムに改造し、黒っぽく(オックスブラッド)リフィニッシュしたのが、Blow By Blowのあのギターですが、これは、2ハムでなくてP-90です。
ショップオーダー等の限定モデルでしょうか?あんまり見ない仕様ですよね。玄人好みで格好良いです。
で、今回は、強く弾くとピッチが狂う、3・4弦のチューニングが不安定とのことで入院です。
浜松は富塚町の某ギターショップでリフレットおよびナット交換したそうですが…
おそらくナットに問題ありかな?と思って良く見てみますと、ビンゴです。
ナットとナット溝の間の隙間が大きく、水平も出ていないようで、接着が取れてグラグラになっていました。
また、3、4弦のチューニングの狂いについては、弦溝が狭すぎるようです。
プロの仕事としてはお粗末かなあという気がしますね。
いや、僕は素人なので、僕の方が巧いという意味じゃないですよ。(笑
ナット交換するのが確実ですが、ちょっと面倒なので…
コピー用紙を細く切ったものを瞬間接着剤でナットに貼付けて隙間を充填することにしました。
まだかなり隙間がありますが…
特に6弦側は酷いんですけど、ナット高はこれぐらいが適正なようで。
とりあえずガタツキは無いようなので、ひとまずこれで良しとします。
次に問題が出たらナット交換ですね。
また、弦溝については、現在張ってあるゲージの弦でそれぞれの溝をこすっておきました。
弦が引っかかるナットには、これが簡単確実ですよ。
ついでなので、電気系もやり直しておきました。
きちんと線を絡げてから半田付けしてやると、寝ぼけた音がシャキッとする感じがします。
コンデンサは、手持ちでオレンジドロップがあったので、突っ込んでおきました。
レスポールの配線って、行ったり来たりで面倒ですよね。
あと、ギブソン系の剥き出しの網線シールド使うと、あっちこっちでアースループができそうで、なんか嫌な感じがします。
ボリュームは500KB、トーンは500KAの標準的な使用です。
僕の手持ちのギターは、ほとんどボリューム・トーンともにAカーブになってるんですが、Bカーブに戻した方が使いやすいような気がしてきました。
トーンもBの方がいいのかな?
時間を見て直してみます。