DiMarzio UltraJazz5 on FUJIGEN NCJB
2008年 12月 16日
ピックアップ上面にうっすらとDiMrazioの文字が見えますが、この解像度ではほとんど分かりませんね。
このピックアップは、オリジナルよりもわずかに幅が広いようで、ザグリに入らなかったので、30秒程考えた結果、ピックアップのカバーを削ることにしました。
削った部分は、結局はザグリの中に埋まってしまって見えないので、良しとしましょう。
削り粉を掃除しつつ取り付け完了して、ひとまずのインプレです。
ビンテージ感はなくコンテンポラリーな出音ですが、ジャズベの美味しい帯域が気持ち良く出ます。
ハイミッドにディマジオ風味を感じますが、ハードロックな感じではありません。音の輪郭を若干補っている程度に感じます。
パッシブでも、プリアンプかませてるような音になります。といっても、EMG的な「アクティブくさい音」とはちょっと違いますよ。
脳内ベース師匠のyanmo氏の言を借りれば、「上品で今風な音」「一言で言えばSadowsky NYC系の音」。
yanmo氏のいう「パッシヴで使うとローが少し薄くてカリカリと神経質な感じ」というのは、あまり感じませんでしたが。
今回のUltraJazz5は、5弦用の数少ないピックアップの中でも最も手に入り易いものの1つでしょう。実はあまり期待してなかったのですが、思いのほか良く気に入りました。
ただ、ハムキャンセルになっているわりには、ノイズは出ます。
特にうちの環境ではリアのノイズが妙に大きいです。テスタであたってみましたが、半田不良でもないようですし、不思議です。