FUJIGEN NeoClassic五弦JB (NCJB5-10R/3TS)
2008年 12月 15日
フジゲンのネオクラシックシリーズの5弦ジャズベタイプです。
yanmoさんのところでベタ褒めされてたので気になってたんですよね。
以前、フジゲンカスタムショップ(僕がよく行ってた頃と場所がかわっていて、探すのに苦労しました)で4弦のジャズベを試奏させてもらって、まずまずの感触もあったのですが、あいにく5弦は在庫切れで次回入荷も未定とのこと。
で、一昨日、何気なくフジゲンのサイトを見ていたらその5弦が入荷してて、しかも工場在庫の最後の一本ですって。
というわけで、試奏もせずオンライン注文してしまいました。
しかも、到着を待たずにディマジオのUltraJazz5も注文してしまったり。
で、本日、本体の方が到着しましたので、とりあえずインプレです。
スペックはこちらを参照してください。
yanmoさんと同じこといいますが、実売8万円の楽器としてはよく出来ていると思います。
宅急便で、品名「高級楽器」で届きましたからね。なかなか上等そうなギグバックもついてました。
ネックの剛性については、うちに来たばかりなのでよくわかりませんが、現状ではローポジ/ハイポジがわずかに起きていて、トータルではほんの少し順反りですが、ほぼフラットと言えます。
細かい所ではフレットの端も丁寧に角を落としてありますし、キャビティ内部には導電塗料が塗ってありました。
フレットはサークルフレットだそうですが、ベースのような単音メインの楽器の場合は、そこまでメリットないんでないかな?とも思います。正直、効果の程は分かりません。
流石にハンダ付けは、からげ半田ではありませんでしたが。
ピックアップからのリード線がFenderぽいクロスワイアでした。中身は錫メッキではありませんでしたけど。ボリューム以降は普通のビニール線で、コンデンサは黄色っぽい普通のマイラ047uF。
ここは、からげ半田でWEの撚り線に換えた上、手持ちのバンブルビーを突っ込んでみました。
オーディオだと気にならないけど、楽器の場合には、自分の指先と出音が直結してる分、内部の配線材なんかでも気になってしまいます。
グレコのJBも同様ですが、弦とボディの隙間が狭すぎてスラップのプルの時に指が入りずらいので、ピックガードは外してしまいました。
音色的にもピックガード無しの方が良い気がします。
あと、不思議なのは、出荷時のピックアップのセッティングで、フロントとリアの音量差がやけに大きいんですよね。
フロントの高さをかなり下げないとバランスとれません。フジゲンで試奏した4弦も同様でしたので、こういう組み込みしてるんでしょうか?
で、肝心の出音ですが、まだ若い音というか、ネックとボディがまだ鳴ってない感じですが、8万円だと思えば納得できるかなといったところです。
グレコのジャズベやプレベのような枯れた感じは無いですね。
ピックアップ換えたり、プリアンプ入れたり、もうちょっと弄ってみます。
しかし、新品の楽器なんて、ものすごく久しぶりに買ったのですが、あまりにもピカピカすぎて扱いに気を使ってしまいます。