ビッグマフ。
容器はダイソーで買った100円のステンレスの缶。
もう見た目からしてファズ。
しかし、これ、100円のくせにやたらと頑丈で穴開けにものすごく難儀しました。
たった6つの穴を開けるのに30分ぐらいかかりましたよ。
パーツはおおむね有り合わせのものを使ってます。
回路定数は、古いのと最近のとロシアのと、どれもいろいろ違うので、いろいろ試して使いやすそうなところに決めました。
カップリングコンデンサは最近の回路だとケミコンになってるんですが、僕はマイラとセラコンを使ってみたり。
アルミ電解だと低域がブーミーになる感じがするんですよね。まあ、そこで音色を作ってる節もあるんですが。
配線は、ベトナム戦争の時米海軍で海底の電話線に使ってたとかいうビニール皮膜の撚り線。
ミリタリースペックだけあって、これまたやたらと頑丈。バネが強いというか、曲げても物凄い勢いで元に戻ろうとします。
音は、芯とハリがありつつ、やや暴れる中域が特徴的。
やっぱり太い電線は太い音だし、細い線は細い音、硬い電線は硬い音だし、柔らかい線は柔らかい音なんだよね。
あと、アース関係は太い単線を使いました。
ノイズも少ないし、太いし、いいなあビッグマフ。トーンの効き具合も良いし。
ディストーションに近いけど、低域の暴れ具合がやっぱりファズだなあ。
…前に作ったときはあんまり気に入らなかったんだけど、やっぱり良かったです。マフ。
ただ、何故かゲインとボリュームを両方フルテン近くまで上げると発振します。
音色を決めながら仮組みしたときには発振しなかったのに?
まあ、そのうち直します。
そうそう、エレハモのページ面白いですよ。
サウンドサンプルとか、実際に演奏してるムービーとかが置いてあります。
キャパリソンは、ヘッドの表を黒で塗装して、だいたい良さげなので、明日あたりクリアを吹きます。