真空管アンプ、ギター等のBLOG


by org19
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
発振したりナニしたりトホホな感じだった前回のアンプを、最近手に入れた測定器を使いつつ調整してみました。

c0004062_23264148.jpg


なお、前回の記事は、安物デジタルテスタのACVレンジで測定していますので、利得、負帰還量等、あまりアテになりませんので悪しからず。

まずは負帰還を外した上で、おんにょさんのアドバイスに従い、負帰還ループのアースの落としどころを初段カソード抵抗のところに変更し、線を撚り合わせてみましたが、あまり効果無いようです。
次に、各グリッドの寄生発振止めの抵抗を2.2kから順に増やしてみましたが、初段が効くようでした。結局、EL84のグリッドが4.7k、6922のグリッドが10kで発振が止まりました。
この状態で再度負帰還をかけてみますと、負帰還量が4dbを越えたあたりで、派手に発振しはじめるようでした。最終的には、3.8dBほどの負帰還をかけました。
東栄T-1200を5k:8Ωで使っていますが、こういう廉価なトランスは、周波数特性のピークやディップが大きいようなので、安定して多量の負帰還をかけるのは難しいんでしょうね。
参考までに、Ayumiさんの測ったT-1200の特性

以上の状態で、諸特性をば。

利得 L:7.46倍、R:7.69倍
DF L:2.0、R:1.6
c0004062_119388.gif

8Ω負荷、0dB=1V=0.125W

左右の周波数特性にだいぶ差がありますが、出力管の個体差からくるものでしょうか。
バイアス値がL:6.5V、R:7.0Vとなっています。
あと、トランスの個体差も大きいのかな?

c0004062_23452213.jpg

1kHz、8オーム負荷

c0004062_23453310.jpg

1kHz、無負荷

サイン波なら、無負荷でも特に発振等は無さげですが、方形波・無負荷だと派手なリンギング(?)がでます。
現状、位相補償コンデンサは入れていませんので、こっちも対処した方が良いんでしょうね。
[PR]
# by org19 | 2009-07-27 23:52 | オーディオ
オービルのちょっと変わったレスポールモデル。預かりものです。

c0004062_1445118.jpg


54年製のゴールドトップ・バーブリッジテールピース・P-90のレスポールを、2ハムに改造し、黒っぽく(オックスブラッド)リフィニッシュしたのが、Blow By Blowのあのギターですが、これは、2ハムでなくてP-90です。
ショップオーダー等の限定モデルでしょうか?あんまり見ない仕様ですよね。玄人好みで格好良いです。

で、今回は、強く弾くとピッチが狂う、3・4弦のチューニングが不安定とのことで入院です。
浜松は富塚町の某ギターショップでリフレットおよびナット交換したそうですが…
おそらくナットに問題ありかな?と思って良く見てみますと、ビンゴです。
ナットとナット溝の間の隙間が大きく、水平も出ていないようで、接着が取れてグラグラになっていました。
また、3、4弦のチューニングの狂いについては、弦溝が狭すぎるようです。
プロの仕事としてはお粗末かなあという気がしますね。
いや、僕は素人なので、僕の方が巧いという意味じゃないですよ。(笑

ナット交換するのが確実ですが、ちょっと面倒なので…
c0004062_1454188.jpg

コピー用紙を細く切ったものを瞬間接着剤でナットに貼付けて隙間を充填することにしました。

まだかなり隙間がありますが…
特に6弦側は酷いんですけど、ナット高はこれぐらいが適正なようで。
とりあえずガタツキは無いようなので、ひとまずこれで良しとします。
c0004062_14555268.jpg

c0004062_1456290.jpg

次に問題が出たらナット交換ですね。

また、弦溝については、現在張ってあるゲージの弦でそれぞれの溝をこすっておきました。
弦が引っかかるナットには、これが簡単確実ですよ。

ついでなので、電気系もやり直しておきました。
c0004062_15351.jpg

きちんと線を絡げてから半田付けしてやると、寝ぼけた音がシャキッとする感じがします。
コンデンサは、手持ちでオレンジドロップがあったので、突っ込んでおきました。

レスポールの配線って、行ったり来たりで面倒ですよね。
あと、ギブソン系の剥き出しの網線シールド使うと、あっちこっちでアースループができそうで、なんか嫌な感じがします。

ボリュームは500KB、トーンは500KAの標準的な使用です。
僕の手持ちのギターは、ほとんどボリューム・トーンともにAカーブになってるんですが、Bカーブに戻した方が使いやすいような気がしてきました。
トーンもBの方がいいのかな?
時間を見て直してみます。
[PR]
# by org19 | 2009-07-25 15:05 | ギター・ベース
友人からの依頼品。
彼は、以前作ったデラリバ風味アンプをヘッドに仕立てたものを使ってくれているのですが、案の定というか、やっぱりキャビも欲しくなったとのこと。
注文は12インチ1発で、できるだけ小さくということでした。

c0004062_1162138.jpg


裏面。
c0004062_116321.jpg


内臓。
c0004062_1164560.jpg


15mm厚のパイン合板を黒の潰しで塗装しました。
取手、ゴム足含まずのサイズは、H372*W372*D180mmです。
内臓を見ての通り、ミリ単位のギリギリのクリアランス。
スピーカはJensen P-12Rです。これ、いかにもFender的なクリスピーな音がして好きです。軽いのも◎。
裏蓋は接着してないので、後面開放〜密閉までいろいろ試せます。
気に入ってくれると良いなあ。
[PR]
# by org19 | 2009-07-20 11:17 | ギターアンプ
今更ながら、ようやく測定器を買いました。

c0004062_2233330.jpg


上から、LEADER LAG-120A、LEADER LMV-189AR、IWATSU SS-5705です。
すべてヤフオクで揃えました。
全て中古のかなり古い機種で、全部合わせても¥15000以下ですが、きちんと動くのでしょうか?
部屋の片隅で出番を待っております。
まだ電源も入れてなかったりして…

ところで、ネット上で振込や明細照会できる「ゆうちょダイレクト」をよく利用するんですが、今年の5月から、月5回まで振込手数料無料になってたみたいです。
知らずに、わざわざATMまで行ってたよ…
ATMは、民営化してから今年の9月末まで振込手数料無料なんですよね。
[PR]
# by org19 | 2009-07-15 22:07 | オーディオ
前回につづきまして。
余り物高級パーツの消化エフェクタです。

c0004062_2305193.jpg


内臓1。
c0004062_23128.jpg


内臓2。
c0004062_2311985.jpg


XiconとボックスタイプのフィルムコンがMXRサイズの箱に押し込まれてるとランドグラフみたいですね。

元ネタは、最近ピースケ先生一押しのドライブンサスティナーです。
オーバードライブと、コンプを合体させた回路です。

ゲイン低めだと、ほとんどコンプです。
ゲインを上げていくと、真空管アンプみたいにコンプレッションかかったような歪み感。
面白いですね。
TSの回路をちょこっと弄ったエフェクタでボッタくるブティック系メーカーよりよっぽど魅力的に感じます。
[PR]
# by org19 | 2009-07-06 23:29 | エフェクター

電線病オーバードライブ

電線病に感染していた頃に貯めたパーツの在庫整理的エフェクターです。
抵抗はXicon、コンデンサはEROを中心にフィルム系で。
c0004062_1243410.jpg


内臓。
c0004062_1243166.jpg


内臓その2。
c0004062_12432869.jpg


いつも通り、元ネタはこのへんです。
TSよりガッツある感じで好きです。
手持ちパーツの定数の関係で、若干ゲインがあがっています。
あと、ボルテージフォロアの前に、10KAと0.047uFを直列にしたトーン回路(ギター本体のトーン回路と同じタイプ)をぶら下げてあります。

若気の至りで作ったケースには、ダイオードクリッパ切替スイッチ用の穴が開けてあるので、Si+Ge、LED、クリッパ無しと3種類選べるようになってます。

ま、音はこんなもんでしょうといった感じ。扱い易いオーバードライブかな。
歪みは、Xiconのようなカーボン系の方が合うみたいですね。
DALEの金皮で作ったこともありますが、Hi-Fiすぎな感じでイマイチでした。
[PR]
# by org19 | 2009-07-05 12:51 | エフェクター
いつぞや作ったEL84-Champ五号機をエレハモの8インチスピーカとコンボにしました。

c0004062_14124242.jpg


裏側。スピーカ見えませんが。
c0004062_14125438.jpg

12mmラワンベニヤを目止め、着色、ラッカーして仕上げてあります。
いい加減この色も飽きてきたのですが、友人に見せたりすると案外に評判が良いんですよね…

エレハモの8インチ。安いんですが、歯切れ良くてなかなか良いです。
Weeberのアルニコ8インチは、ローミッドが豊かで太いんですが、場合によってはヌケが悪いと感じるかもしれません。
どっちも捨て難いのですが、CPでいったらエレハモですかね。
[PR]
# by org19 | 2009-07-03 14:18 | ギターアンプ
最近ギター系ばっかりでしたので、久々にオーディオアンプをば。

c0004062_2145615.jpg

6922-6BQ5を採用。出力段は定電流バイアスになってます。
初段に12AX7SRPPを使って何度か作ってますが、利得が高すぎて扱いづらい感じがありましたので、6922に変更してみました。
初段管1本でステレオを賄ってますが、ユニット間にシールドが入ってますので、12AX7や12AU7よりもクロストークは悪化しにくいようです。

シャーシ塗装は、今回はハンマートーンスプレーのシルバーにしてみました。
なかなかシックで良いと思いますが、いかがでしょう?
トランス類は全部シャーシ内に収めても良かったんですが、ビジュアル的に寂しいかな?と思い電源トランスを上に出して、小さめの弁当箱シャーシをひっくり返してカバーにしました。

内臓。
c0004062_215873.jpg

B電源は、トヨデンの200V:100Vの絶縁トランスをひっくり返して使っています。
20VAの小型トランスですので、240Vタップから整流しても電圧はかなり低めに出ますね。

OPTは東栄のT-1200です。
悪くないんですが、T-850とかOPT-5Sの方が好きです。
T-850は小粒でピリリ、OPT-5Sは中低域の押し出しが小気味良いといったイメージがありますが、T-1200は、なんだか垢抜けない印象。

回路図。
c0004062_12523286.gif

裸利得は11倍ほど、約3dBの利得をかけて仕上がり利得は7.5倍ほどになりました。
困ったことに、負帰還をかけた状態で無負荷にすると発振してしまうようです。
入力信号の大小に関係なく、入力ボリューム最小or最大で2~3V、ボリューム9時〜3時あたりで、10V近い出力が出ています。
実装がマズいのでしょうか?OPTから負帰還抵抗に来る配線と出力段グリッドが近いのが気になります。
いいかげん、オシロとかミリボルとか買わないとダメかなあ…
[PR]
# by org19 | 2009-06-30 21:38 | オーディオ
マーシャルの18wコンボ1974Xを、1チャンネル、トレモロレス、差動、ダイオード整流と、いつものメニューでお手軽にしたアンプです。

c0004062_15581498.jpg

セレッションのGreenBackとコンボにするつもりで吊り下げ用にしました。
EL84にリテーナーがついてますね。

内臓。
c0004062_15583850.jpg

ノグチのPMC-100Mと、ギャレット扱いのフェンダーレプリカ8k:8Ω/15WのOPT。
CRはXiconとかオレンジドロップとか。手持ちでだいたい賄えました。
配線材はFenderレプリカの布巻きワイヤ。
基板はラジデパ2階の桜屋で買ったビンテージもの。半田ノリが悪かったです。

回路図。
c0004062_15585267.gif

トーンコントロールが独特ですね。トーンのところ回路定数が見にくいですが、0.0047uFと0.01uFです。
12AX7の片方が空いてるので、パラにしてみるのも良いかもしれません。
バイアス調整はぺるけ式に片チャンネルのみ効きます。

前回のデラリバ風味アンプ同様ノイズが多いです。
2つのアンプの共通点は、Xicon、OrangeDrop、FenderレプリカOPT、クロスワイヤ。
Xiconかクロスワイヤのどっちかがノイズ源でしょう。
[PR]
# by org19 | 2009-06-18 16:07 | ギターアンプ

6V6 P-P+ MojoTone10" ComboAmp

いつぞや作った6V6 PK分割P-Pアンプと、最近ヤフオクで手に入れたMojoToneの10インチアルニコをコンボにしてみました。


c0004062_2215435.jpg



c0004062_22155886.jpg


MojoToneって、Jensenのアルニコシリーズとよく似てます。中身は同じという噂もありますが、未確認。
同じ工場で作ってるのかな?

キャビはメルクシパインの集成材を木工ボンドで目止めしてラッカーで塗装してます。
セオリー通り、スピーカをセンターからずらしたんですが、なんか格好悪い。

ハンドルはギャレットで買ったFenderタイプの皮のもの。
これ、雰囲気あって良いですよね。

で、弾いてみてですが。
しかし、なんだろう、このイマイチ感…
コモるというか、キレが悪いというか。
JensenのP12Rの方が全然良いなあ。
10インチの設計は難しいってPARCの社長も言ってましたけど…このへん

キャビは今日作ったばっかりなので、もう数日おいてボンドとか塗装とか完全に硬化してくれば、また音も変わるかな?
もうちょい置いてみます。
[PR]
# by org19 | 2009-06-12 22:21 | ギターアンプ