真空管アンプ、ギター等のBLOG


by org19
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一部で「キノコ」と云われているTangBandの木製フェイズプラグ付きペーパーコーン8cmフルレンジW3-517SBの普通のバスレフです。データシート

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今回の箱ですが、ユニットの特性から最適なサイズを計算した…わけでは勿論なく、前に作った座卓の端材の18mm厚ラワン合板から無駄なく板取りしたら結果的にこのサイズになったという、まさに安直なアレです。

塩ビ管を使ったノーマルなバスレフになっていますが、最適なダクトの長さが分からないので、とりあえず嵌めてあるだけです。塩ビ管がはみ出してますが、嵌めてあるだけなのを強調するための演出です。あしからず。
とりあえず、箱の内容積が3Lほど、内径30mmのパイプで長さ120mmほど。計算上の共振周波数は70Hz程度になると思います。ちょっと欲張り過ぎかな。
手近にあった梱包用のスポンジを吸音材として詰めてみました。

いつものように木工用ボンドで目止め、その後、缶ラッカー黒で2度塗り、仕上げにクリア2度吹いて完成。やっぱりスプレーは楽です。
潰し塗装ですが、木目を残したかったので(面倒だったので)目止めは一度しかしていません。
側面の小口だけでも、もう一度目止めしてやれば良かったです。
ま、総じてまずまずの仕上がりでしょう。
先日、うちの内装の補修に来た塗装の専門家もハケは難しいって言ってたことですし、失敗したくない場合は、ハケ塗りは避けた方が賢明のようです。

このユニットも、他のTangBandユニット同様、中低域が充実していて、見かけによらず下まで出る感じがします。
小音量時の抜けの良さはFostexに分があると思いますが、このユニットも、やや重心低めで落ち着いた音がして悪くないです。キノコのおかげか分かりませんが、高音もきちんと出ています。
個人的には、DIY AudioのSA/F80AMGより、こっちの方が好みです。
やっぱり紙コーンが好きなのかなあ。
ただ、ややボンつく感じと、詰まったような感じがあるので、パイプとか吸音材とか入れたり出したりしながらチューニングしてみます。


で、これが枕元用システムです。
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今回作ったスピーカと、前に作った6922差動アンプと、ビンゴで当たった(!)iPodnano。
ちょっと高さを稼ぎたかったので、端材でぺるけ式スピーカスタンドも作りました。
6畳間程度なら、0.4Wの僅かな出力のアンプと87dB/Wmのたいして能率の良くないスピーカでも、まったく音量に不足は感じません。
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by org19 | 2008-11-20 23:14 | オーディオ

12AX7 SRPP-12B4A KNF SEアンプ

気がついたら3週間以上放置してました。
なんだか忙しいような、でも実はそれほど忙しくないような、そんな日々です。

次なる在庫整理アンプ、12AX7 SRPP-12B4A カソード帰還シングルアンプです。
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電源は春日のKmB150F。OPTは東栄のOPT-5SR。
6BM8 SEと交換で帰ってきた14GW8 SEアンプのリサイクルです。

内蔵。
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1W~2W程度の抵抗が手持ちでなかったので、あちこちで1/4Wの抵抗をパラにして誤摩化してます。
出力段のカソード抵抗に至っては、8.2kを7本パラってあります。

回路図。
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回路図には書き忘れてますが、HBは0.22uF程度のフィルムコンでアースに落としてます。

いつも通り定電流バイアスで組もうかと思ったんですが、毎回同じでは芸が無いし、12B4AのようなTV球では、二次歪みが相当高めにでることもあって、ちょっと趣向を変えてみました。

ぺるけ師匠の↓このへんのアンプを参考にしてます。
http://www.op316.com/tubes/el34s3.htm
http://www.op316.com/tubes/6g-a4s.htm

東栄のOPT-5Sのような廉価なトランスに、カソード帰還専用巻き線などといった高級装備はありませんので、カソード帰還と定電流バイアス回路との併用はできません。
したがって、今回の出力段のバイアス方式はノーマルなカソードバイアスとしました。
定電流バイアス回路と違って、B電源を左右できちんとデカップリングしないと低域のクロストークが悪化しますので、200Ω以上の抵抗を介して左右chを分離しています。

うちの環境ではあまり高い利得は必要でないので、低内部抵抗管を使った三段構成は避け、12AX7のSRPP一発でのドライブとしました。(というのはタテマエで、ホンネは、三段構成での直結回路の設計・製作をしたくなかっただけです)
2段構成でカソード帰還をかけている場合、オーバーオールの帰還を初段カソードにはかけられないので、初段グリッドにかけることにしました。

出力は1.8Wぐらい出るはずです。
出力管のプレート損失は定格5.5Wに対して4.3Wほど。最近は、最高でも定格の80%ぐらいの損失で余裕をもって動作させることにしています。
ひとまず音を出した感想ですが、低域から高域まできちんと出ていて、左右のセパレーションもきちんと取れているようです。
中低域にきちんと芯があり、ハリのある感じに聞こえます。
6BM8や14GW8のシングルアンプより、ワンランク上の音が出ている感触です。
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by org19 | 2008-11-18 23:13 | オーディオ