真空管アンプ、ギター等のBLOG


by org19
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カホン完成とchmap 5F1

前回のカホンですが、こんな感じで弦を張ってみました。

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端材でペグ的なものを作ってみました。
木工の精度が出てないので、テープで若干の補正をしてます。
合板で組んでるので、ちょっと音が抜けないというか、中低域の響きが濁るような感じはありますが、まあまあですかね。
スネアとバスドラが一緒になったような感じで面白いです。


それから。
Champ5F1。
フェンダーアンプの中でも、自作第一号になることが多い有名なやつですね。
まあ、僕は作ったりバラしたりしつつ、かれこれ10台目ぐらいですが。

なんだかとても渋い感じにキャビになってしまいました。
champというよりマーシャルのブルースブレーカーが小さくなったような。
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サランネットを張ってみましたが、なかなかいい感じ。

裏はガラ空きですが。
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板をケチたため奥行きが少なくて(12cm)、ちょっと安定が悪いです。

回路はこちら。
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オリジナルよりも、電源部のケミコンが大きくなってます。
リプル除去を狙ったわけではなく、手持ちではこれしか無かったというだけ。
あと、プリのカソードの抵抗が1.5kでなくて2.2kになってます。これも同上。
負帰還抵抗は、受け側のカソード抵抗がおおきいのもあって、ちょい大きめにしてます。

この回路は、プリ段のカソード抵抗にケミコンを抱かせてないのが特徴的ですね。
試しにケミコンを入れてみたりしましたが、ゲインが上がりすぎてあんまり美味しくなかったです。
あと、プレート〜スクリーングリッド間の電源のリプルフィルタの抵抗が10Kとかなり大きめなのも気になります。
チョークを入れてないからでしょうか。コスト削減のためかなあ?


電源トランスはデラリバで結局使わなかったROXY。
出力トランスはノグチのPMF-6W(ユニバーサル・6W)。
スピーカはJensenのC8R。
OPTは、もっと小振りな方がギターアンプとしては良いかもしれません。
スピーカは、アルニコのP8Rの方が、よりChampらしく鳴ってくれそうな気はしますが、ちょっと高いんだよね。ローコストにセラミックのC8Rです。

今回は、基板は使わず、ラグ版をたてて空中配線してみました。
この程度の回路だったら、その方が楽かも。
写真は撮り忘れました。

最初、ゲインを上げていくと高域での発振があったのですが、いろいろ考えた末、ユニバーサルOPTの使ってないリード線を束ねてプリアンプ部から離したら解決しました。

8インチのスピーカだと、リプルはほとんど気にならないんですが、「ジー」というノイズがけっこう気になります。
気が向いたら、入力およびボリューム周りの配線にシールドでも被せてみます。
12インチで鳴らすと高域が出ずバランス悪くて、ボリュームのハイパスコンデンサをつけようかと思ったんですが、8インチぐらいの口径の小さいユニットで鳴らすと、案外バランス良いです。
やっぱり、コンボアンプにする前提で設計してるんだろうなあ。

整流管の音色でしょうか。けっこうコンプ感があります。
クリーン〜クランチ〜オーバードライブと、ボリューム一発のシンプルなコントロールですが、使い分けできます。
出力は6Wぐらいのはず。
8インチのスピーカでも、フルテンだと十分うるさいですね。
シングルコイルのギターが似合うような気がします。
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by org19 | 2007-10-23 23:12 | ギターアンプ
前回の続きです。

デラリバコピーのアンプ、とりあえず箱まで完成。組んでみました。
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思ったよりもいい感じの色合いです。実物はもっと濃い色です。
自画自賛しますけど、かっこいいよ、このアンプ。
ハンドルが無いので持ちづらいのが難点。皮のハンドルが手に入ったら取り付けてみます。
ただ、コンボの宿命というか、真空管が共振してるような音がします。要改善。

次。
EL84p-p2号機。
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ORANGEのTinyTerrorって小さいアンプがありますが、あれよりもう一回り小さい感じです。
正面のパネルにロゴとか入るとかっこよさげですね。
作業場に転がってた端材とラッカースプレーで仕上げました。

サービスショットをもう一枚。裏面。
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ちょっと汚いですね。最初は赤く塗ったんですが、なんかダサかったので黒く塗り潰したんです。
2つの穴は通気口。ここから、パワー管周りに開けた穴を通り、背面パネル上側の隙間から放熱されるはずです。
ギターアンプって、真空管を酷使するわりに熱設計がいい加減というか、熱がこもるキャビが多い気がするんですが何故でしょう?

最後。
巣箱です。
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いや、嘘。
カホンという楽器です。
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http://ytmusik.web.fc2.com/page/inst/inst_cajon.html
↑この辺りに動画が転がってます。
スピーカ作ったりキャビを作ったりして端材がいっぱいあったんで、なんか面白そうだし作ってみました。
といっても、中につける響線(スネアのスナッピーみたいのね)はまだ作ってません。
スナッピーをそのまま使ってもいいらしいですが、ギターの弦を使って作ることも多いようなので、ちょっくら作ってみます。
ギターの弦ならいっぱいあるしね。
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by org19 | 2007-10-18 23:03 | ギターアンプ
前回、ひとまず組み上げたデラリバですが、こいつも前に作ったEL842号機のように、大出力時にフェイズしたような音が出ました。
組み直す前後で交換したもので影響がありそうなものといったら電源トランスしか考えられません。
どうやら、パワー管をフルスイングする前に電源トランスの容量が飽和してしまうようです。
というわけで、このようなバラック状態で再度確認。なお、良い子のみなさんは危険なので真似をしない方が良いと思います。
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結論的には、やはり電源の容量の問題のようです。
電源トランスをもとに戻したら、だいぶ問題は解消されました。
それでも、ハムバッカーでフルテンにして使うとアウトですが。
まあでも、ひとまず良しとしましょう。
というわけで、キャビ作り。

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仮組みしてみて、スピーカとパワー管が干渉することに気付き、キャビの奥行きを急遽1.5cmほど増やしたりと、相変わらずの行き当たりばったりぶり。

パイン材で組んで、油性のステインで着色、その上にラッカー系のクリアニスをハケ塗りしてます。
オイルステインはほとんどムラにならず良かったのですが、上塗りのクリアを塗ったら、どっちも油性なので、着色層が浮いてきてしまいました。
同系統の塗料で上塗りをする場合は、かなり手早く塗らないとダメみたいです。
もしくは、下塗りと上塗りと別種類の塗料を使うとかね。
まあ、なんとかごまかしながら、ペーパーをかけつつ3回ほど重ね塗りしました。
明日、もう一度ペーパーをかけて仕上げ塗りします。

それから、EL84P-P2号機。
こっちも、大出力時にはフェイズしたような音がしてたので、やはり電源トランスの容量不足みたいです。
6BM8p-pで出力するラジオに使われてた電源トランスなので、EL84をフルスイングするには、どうしてもパワー不足みたいです。
というわけで、ここはちょっと一工夫してパワー段を定電流化して差動増幅にしてみました。
オーディオアンプではすっかりトレンドですが、ギターアンプでは珍しいと思います。
動作がA級に限定されて、最大出力がかせげないからでしょうか。
回路図はこれ。
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内臓。
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プリは12AX7の2段増幅。左端のオレンジドロップとケミコンの陰に隠れてるのがEROのフィルムコン1500p。
初段の後はゲインのみ、2段目の後にフェンダー系のトーンが入れてあります。

フェイズインバータは、ちょっと変わってますが、マーシャルの1974あたりのコピー。
あと、ちょっとゲインが高かったので、12AX7から12AU7に換えてます。
本来なら、プレート負荷抵抗とか、カソードの抵抗とかも定数を弄って最適化すべきなんでしょうが、まあ、オーディオアンプではないので不問に処してます。
ちなみに、一度、ここもCRD(定電流ダイオード)を使って差動化してみましたが、歪んだトランジスタアンプみたいになってしまってどうもいただけませんでした。

で、肝心のパワー段ですが、おなじみLM317で定電流化。
電源のケミコンの下でちらっと顔を覗かせてるのがそうです。
カソード電流は2球合わせて60mAちょいと、控えめ。
プレート損失の定格には、まだもう少し余裕があるのですが、これ以上電流を流すとパワートランス、出力トランスどちらも熱くなるので。
年代物のトランスなので、いたわりをもって接してます。

で、差動化しての出音ですが。
まず、最大出力近辺のフェイズしたような音が出なくなりました。
そもそもA級動作になってるので出力は半減してるはずですが、実際弾いてみると、音圧は大差ないように思います。
ゲイン1でクリーン、2〜4でもうクランチしはじめ、5以上ならかなりオーバードライブします。
ギター側のボリューム操作への追従性もかなり良いです。
音色もギターアンプとして不自然さは全く有りません。
これ、いいかもしんない。
木枠を作って、コンパクトなヘッドに仕立てようかな。


まだ続きます。
グヤトーン。
ジャンクで2台買って、部品取りにしようという目論みだったのですが、見事に外れました。
一台はFLIP500。おなじみパワー段が真空管のハイブリッドアンプ。
もう一台はVA-55というボーカル用のミキサーアンプ。

FLIP500は、バラしてトランスを再利用しようというハラでしたが、電源トランスは通電すると煙を吐くし、出力トランスは導通が無いしで、完全にハズレ。かろうじて、チョークトランス1個をエスケーブしました。これじゃ送料の方が高いぐらい。

で、もう一台のVA-55ですが、音が出ないとのことだったので、バラしてトランス類をいただくつもりでしたが、その前に試しに通電してみたところ、あっさり音が出ました。
ボーカル用ですが、ギターつないでもいけます。
4chあって、各チャンネル1ボリューム、1トーン、さらにリバーブもついてて、これがまた良い感じ。
7591のプッシュプルで、出力は45Wくらいだと思われます。
ボリューム2〜3にしてクリーンで、リバーブ深くかけて、ベンチャーズサウンドですよ。
真空管駆動のスプリングリバーブってやっぱりいいですね。叩くとピシャピシャいうところも素敵。
バラすのがもったいないので、このまま使うことにしました。

とりあえず5150のキャビに繋げてます。
PA用ということで、8オーム*2系統の出力になってるんですが、片方にダミーロードを繋いで出力半分で使ってます。45Wあるとさすがに音が大きいので。
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なかなかデザインもかっこいいと思うんですが。
中身も、プリは基板使ってましたが、パワー段は完全にハンドワイアード。丁寧に作ってました。
60年代かな。良い時代のものです。
プリ、パワー管ともに東芝製でした。
これが野口二人分だから、掘り出し物でした。ホクホク。
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by org19 | 2007-10-17 00:22 | ギターアンプ

デラリバ組み直し

親不知を抜きました。2本目。


さて。
以前作った、真空管アンプ一号機のリバーブ、トレモロ無しのデラリバですが、いろいろ思うところあって組み直しました。
基本的には同じパーツで組んでますが、CTS、コスモスと入り交じっていたボリュームポットは全てギャレットオーディオの24mmに交換。あと、電源トランスは、ややオーバースペック気味だったので、2回りほど小さいタイプに交換してます。ウスイ電気のROXYというブランド。ちょっと調べましたが、詳細不明です。

まず表。
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今度こそコンボアンプにすべく、真空管をボリューム、トーンの裏側に配置してます。

内臓。
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ベーク板にドリルで穴開けしてハトメを使ってポイント・トゥ・ポイントで配線してます。
スプラグのアトムがとにかくデカいですね。全部、耐圧20UF/500Vなんですが、このシャーシに納めるなら、プリのケミコンは耐圧350V程度のもっと小さいのを選ぶべきでした。

ちなみに、シャーシは手頃なものが近所で手に入らなかったので、ホームセンターで買った1mmのアルミ版を曲げて作ってます。側面に端材を使ったので、表から見るよりも、中身の容積は一割ぐらい少なくなってます。
このサイズで、オクタルソケットを3つも並べると、もうホントにスペースギリギリです。

明日、弾いてみて良い感じだったらキャビを作っていきたいと思います。
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by org19 | 2007-10-11 00:41 | ギターアンプ

角形スパイラルスピーカ

アンプを2台作ったところで、そろそろスピーカーですよね。

いつか使うつもりで買っておいたFOSTEXのフルレンジFE103Eが2発。
バックロードは作るのが面倒くさそうだけど、興味はある。
というわけで、これ。

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箱の中に非常階段みたいな音道を作って低域を稼ぐ仕組みです。
詳しくは、元ネタのここを見てください。
下の箱は、失敗作。木工精度が低くて、普通のバスレフになってしまってます。

いいですよ、これ。定位が良い。解像度が高い。
写真は6BM8シングルですが、前回作った14GW8差動アンプで駆動すれば、低域の量感も十分。
気に入ったので、晴れたら塗装します。
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by org19 | 2007-10-01 00:40 | オーディオ