真空管アンプ、ギター等のBLOG


by org19
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<   2007年 02月 ( 7 )   > この月の画像一覧

前回、フレットを抜いてバインディングを巻き直したグネコSGですが、リフィニッシュするべく塗装を剥がしました。
前回、ドライヤーで温めながらスクレイパーで剥がしていたのですが、もしやと思いアイロンを当ててみたら大正解。
上手い具合に塗装が浮いてきて、かなり楽に剥離できました。

で、その下に中塗りの着色層があったので、それはサンドペーパーで手作業で削りました。
下の写真はそこまで作業がすんだところ。
c0004062_23162179.jpg

もちろん作業中は粉だらけなので、途中の写真はありません。

で、一通り塗装をはがしたところで、バインディングの色が違うことに気付きました。
アイボリーだと思ってたんですが、塗装を剥いたら、実はホワイトだったという。
このまま塗装してしまっても、さほど目立たないので問題ないのですが、せっかくリフィニッシュすることだし、バインディグを再度巻き直しすることにします。

しかし、このSGは表裏に化粧板がはってあるんですが、どうもアッシュみたいなんですよね。
不可解。
マホガニーのままでいんじゃないの?という気がしますが。
あと、ネックはやはりメイプル3Pでした。

ということで、次回はサンディングシーラーでも塗ることにします。
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by org19 | 2007-02-26 23:32 | ギター・ベース
前回作ったトーンベンダーMkIIですが、音が気にってるわりに箱がアレだったので、移植しました。
あと、ひよこのQ-tripper作りました。
c0004062_0484234.jpg


トーンベンダーですが、グラウンド配線にWEの単線を使ってたのですが、中低域がリッチな感じになってファズらしい汚さが出にくかったので、もっと安そうな単線に換えてみました。出音は、うむ、狙い通り。
やっぱりファズはツマミはでっかくないとね、ということで、大きいツマミをつけたのですが、FUZZが3時、LEVELが9時のところで、微妙に干渉してしまいます。
あと、いつものように何も考えず適当にLED用の穴を開けたら、FUZZの文字に干渉してしまいました。
なんか、いつもツメが甘いんですね。

それから。
ひよこのQートリッパー。わんぱくトリッパーじゃなくて。
以前に作ったDr.Qがイマイチだったので、バラして箱を再利用しました。
ただ、前回はツマミ1つにミニスイッチだったところに、ツマミを2つ追加してるので、かなりキツキツです。
上のリンクでいうところのC5、C6の値をミニスイッチでかえられるようにてみました。
ノーマルだと0047uFなんですが、ベースモードにすると0080uFになるので、バンドパスフィルタの中心周波数が少し下がります。
あんまりエグくはないけど、自然な感じで使いやすいオートワウですね。
ただ、3つのツマミがそれぞれ相関関係にあるので、気持ち良いポイントにセッティングするのがちょっと面倒です。

それから。
c0004062_162272.jpg

70年代前半のグレコのSGをゲットしました。
シリアル無し、「Gneco」ロゴというのは74年ぐらいまでの仕様です。
ペグは通好みの星ペグ。ロトマチックタイプのカバーに☆マークがついてるアレです。
ピックアップカバーは、もちろん「Gneco」の刻印入り。これまた、通好みです。
この辺の年代のグレコって、ギブソン系でもボルトオンネックになってたり、レスポールのトップのメイプルと下のマホガガニーの間に空間があってセミアコ構造になってたり、指板インレイやらヘッドのバインディングやらが、スタンダードとカスタムがごっちゃになった仕様だったりと、ビザールなのかJV扱いなのか、微妙な年代で、ヤフオクでの値段のつき方も微妙な感じなんですけど。
以前にゲットした75年のレスポールデラックスのフロントにつけたP-90の音の粒立ちの良いジャキッとした音が頭から離れなくて。
というわけで、今回ゲットしたのは、71~74年のグレコSGの中でも、クラウンインレイが入ってセットネック仕様の最高機種SG-600です。

ボディは、SGの薄いボディでもパンケーキになってます。で、しかも表・裏に化粧板が貼ってあります。
ネックは木目がマホガニーにも見えなくもないですが、多分メイプルです。もちろん3ピース。
意外に太くてガッチリしてます。
フレットはこの年代の国産機種ほとんど共通の細くて低いフレットです。
これはイマイチなので、打ち換えます。

あと、ネックのポジションマークの無い側のバインディングがとれかけてて、塗装も一緒に剥がれてたので、ここはバインディング巻き直し。
傷も多いし、ついでなので、リフィニッシュもしてしまいます。
で、ピックアップはケントアームストロングのハムバッカーサイズのP-90。
SGはアームついてると、なんかいいよね。ということで、アームもつけましょう。
マエストロもいいですけど、ここはビグスビーで。
ペグはゴトーのマグナムロックでいきます。

というわけで、早速フレットを抜いて、指板修正して、バインディングも巻き直しました。
ネックの反りはほとんど無いです。年式を考えたら、パーフェクトに真っ直ぐと言っていいレベル。
ただ、かなり弾き込んであって指板がえぐれてるので、指板の掃除のつもりで軽く均します。
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バインディングが厚く見えると思いますけど、塗装を剥がすのといっしょに削っていくので、薄くなります。

塗装は、わりと薄手ですが、ラッカーではないです。
スクレイパーとドライヤーでちょっと剥いてみましたが、これならサンドペーパーの方が早そう。
というわけで、塗装剥がしは後日。
リフィニッシュの色は、やっぱり木目の見えるチェリーレッドだよね。
…とは思いますが、面倒なので塗り潰しの黒で妥協するやもしれません。
乞うご期待。
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by org19 | 2007-02-21 01:35 | エフェクター

Shred MasterとPignose

マーシャルのハイゲインディストーション、ShredMasterを作りました。

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ケースは昔に作ったFuzzFactoryをバラしてリサイクル。

オペアンプ2つ、ツマミ5つで歪みものとしてはかなり複雑な部類なんですけど、何も考えないで入力から順番に作っていったら案の定、ジャンパー線が往来することになりました。
まあ、きちんと音は出るので結果オーライ。
パーツはやっぱり有り合わせ。古いギターとかラジカセからとったコンデンサとかがたくさん入ってます。
配線はメインに使ったのがベルデンの錫メッキ7本撚り線ですが、よく自作系のエフェクターで使われてるベルデンの撚り線が22AWG程度なのに対して、今回は18AWGとかなり太いので、ポットも多いし、わりと大変でした。
あと、イン/アウトは例の電話線です。

松美庵の回路図を参考に作りました。
見てもらうと分かると思いますが、ダイオードクリッピングで歪みを作った後でフェンダー型のトーンコントロールが入ってます。
これは、MESAのデュアルレクチのようなモダンなハイゲインアンプでよくある手法ですね。
もともとフェンダー型のトーンはミドルが削れてドンシャリになるんですが、これが歪みの後にはいることでキレの良いドンシャリが作りやすくなります。
で、このペダルは、さらにその後でコンツァーというパラメータがあって、再度中域を削ってます。このコンツァーがシュレッドマスターの特徴ですね。
これによって、極端なドンシャリのディストーションサウンドが作れます。
スラッシュメタルの音だなあ。イメージの中にあるアンスラックスとかメタリカの音。
ブリッジミュートしてザクザク刻むには最適なペダルではないかと。
とてもいいですね。気に入りました。

ええと。次。
ピグノーズをジャンクで3台ゲットしたので、いろいろやってみました。
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1台は箱のみ、もう2台は中身が入っていたものの、音は出ないので、箱とスピーカーだけ再利用しました。
ちなみに、右の箱にはFOSTEXのスピーカーが移植されてます。

下のが前から何度も作ってる386を使ったオペアンプ一発のギターアンプ。
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スピーカーの下にチンマリとぶら下がってるのがアンプです。
で、右にむかって延びているオレンジと黒の線がエクステンション・スピーカー用の端子。

で、下のがエクステンション・スピーカー。スピーカーの下のポットとジャックはダミーです。
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ピグノーズを二段積みにして鳴らせます。
我ながら頭悪い発想。

出力は1Wぐらいですが、それでも、ゲインを最大にしてやるとかなりの音量で鳴ります。
これに歪みものを突っ込んでフルドライブしてやると、ぶっ壊れるんじゃないかというぐらい勢いで鳴ります。
これが、なかなかいい音。
ニールヤングのライブ盤のHey Hey,My Myみたいな音が出ますよ。

しかし、このピグノーズのスピーカーのインピーダンスがいくつなのかよくわからないんですけど、二台並列に繋げてドライブしたら負荷が重すぎて386が壊れるんじゃないかと思ったんですが、全然そんなそぶりもなく、きちんと鳴ってます。
まあ、触ってみると、さすがにちょっと温まってますけど。
すごいなあ、386。
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by org19 | 2007-02-14 01:22 | エフェクター

ToneBenderMkII

ジミー・ページも使ってた、トーン・ベンダー・マーク2を作ってみました。
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穴開けに失敗して、なんか傾いてますけど。
しかも、手頃なノブが無かったので、髑髏ノブになってます。
中身も中身で、ポットもジャックもバラバラだったり、9P使ってるのにLED無しだったり、とてもいい加減ですけど。

トランジスタはロシア製のUFOみたな形のPNPゲルマ。
他のパーツも高級品と普及品といろいろ差し替えて比べてみましけど、ファズだったら、やっぱり安いパーツの方がいい音するんですね。
確かに、高級品を使う方が音にまとまりが出て弾きやすい音にはなるんですけど、ファズらしい荒さや汚さは出にくい気がします。適材適所。
あとは、いつものような感じで、入力がクリフのジャック、出力がスイッチクラフトのジャックで、出力のアース端子て一点アース。
配線材はビッグマフでも使った海底電話線用の線。

回路的には、ファズフェイス系のひたすら増幅する回路にインプットバッファーを付け足したような感じですね。
それによってファズフェイスの低域のモコモコする感じが薄くなって、中高域の暴れが出てくるのかなあ。

コンプ感が強くて、サスティーンがジリジリ消える感じがまさしくゲルマニウムのファズ。
カエルの鳴き声のような音とでもいうか。
これより汚い音色だと使えないというギリギリのラインで、でも使える音です。
前にも一度作って後輩にあげたんだけど、なかなか良かった記憶があったので、もう一回作ってみたわけですが。
今まで作ったファズの中で一番好きです、これ。
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by org19 | 2007-02-10 00:37 | エフェクター
しばらく放置されてたキャパリソンのネック折れギターですが、こんな感じで健全なギターとして生まれ変わりました。
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ピックアップはリアがダンカンのカスタム、フロントがFenderのDRAGATERというPAF系のもの。
ペグはゴトーのマグナムロックです。
ナットは人工象牙TUSQに換えました。

問題のヘッド折れはこんな感じです。
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表は、よく見ると若干の凸凹がありますが、1m離れたら気付かないと思います。
裏は色合わせがあんまり上手くないですが、実物の方がもうちょい目立たないです。
水性の着色ニスにアクリル系のステインを混ぜて着色したんですけど、やっぱり色は合わないですね。
その上からクリアラッカーを吹いて仕上げてます。
ま、使えるからいいんじゃない?というレベル。

電装系。ちらかってますけど。
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1Vol,1ToneにFET一石のブースターをつけてみました。
右上にコイルタップ用のミニスイッチ*2がついてたんですが、コイルタップって使わないので、ブースターを内蔵。
それぞれブースターのon/offとゲインになってます。
この回路、パーツが少なかったので、ミニスイッチとゲインのボリュームをラグ端子代わりに使ってポイント・トゥ・ポイントで空中配線してます。アクロバティック。

トーンがオレンジドロップになってますが、これは音色で選んだわけではなくて、余ってるパーツで組んだだけです。
vol、toneはそれぞれCTS500KA。
配線はGEの撚り線とかGAVITTの撚り線とか太い単線とか。適当。

ええと。
まあ、ギターの音としてはそこそこです。
現行のレギュラーラインのギブソンと同レベルか、造りが丁寧な分だけもう1ランク上かなあ、といったところ。
結局、ほとんど同じようなマホガニーを使ってるのかなあ。
音色的にも似た感じがします。
中低域のパワー感はそこそこあるんだけど、高域の表情に乏しいような。
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by org19 | 2007-02-08 00:34 | ギター・ベース

JASRAC

ええと。
めずらしく機材話じゃないんですが。

最近ちょっとずつ話題になってきてるJASRAC関係の話。
ジャスラックが訴えた生演奏の店、「著作権侵害せず」とネット中継で証明するも…「将来するかも」とピアノ撤去&賠償命令
何ですか、これ?
いろいろ引っかかりつつも傍観してたんですが、このニュースはあまりにも理不尽なんで、コピペしておきます。

そもそも、上の店って、週刊ダイヤモンドという雑誌の2005/9/17の記事で取り上げられた店らしいんですね。
その記事はこれ
まあ、ソースが週刊誌なんで、どこまで信頼できるかはよくわかりませんが。

関連してこれも。
「補償金もDRMも必要ない」——音楽家 平沢進氏の提言
P-MODELの平沢進がインタビューに答えてます。

PSEの時みたいにテレビで大々的に特集を組んでくれたらなあ、と思いますけど、YouTubeの件を見てると、JASRACもテレビ局もグルのようなので、そう簡単にはいかんのかなあ。

PSEなんかよりも根が深い分、よっぽど厄介なんだろうとは思います。
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by org19 | 2007-02-04 16:19 | 日記
オーヴァードライブ作りました。
だいぶ前から作るつもりでパーツは買ってあったんですが、ようやく。
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ええと。
TubeScreamer系の中でも評判の良いフルトーンのFullDrive2とランドグラフのDynamicOverdriveの回路図を見つけたので、そのへんを参考にしつつ作り始めたんですが、…どうもしっくりこない。
どうしてもTS系の中域に寄ってフィルターかかったような音になっちゃうんですね。
まあ、これがブースターとして使った時にソロをとるには弾きやすい音色でもあるわけですけど、個人的にはちょっと音色が変わりすぎるかなと思います。

で、前回レスポールに内蔵したひよこドライブブースターがなかなか良かったなあと思い出したので、それを叩き台にして、ダイオードのセレクタスイッチ追加、ゲインアップ、トーン回路追加、電源18V化という感じで変更をしてます。

ダイオードセレクトはフルトーンとかランドグラフとか、ハンドメイド系では定番になってるみたいですね。
今回は、Si+Ge/Siの非対称、LEDの対象、クリッピング無しから選べるようにしました。

ゲインは非反転増幅負帰還回路のボリュームを100Kから250Kに換えて2.5倍アップ。単体でもそこそこ歪むようにしてます。

トーンはいろいろ試行錯誤したんですが、結局キャパシタ1個とボリューム1個のギターについてるトーンと同じ回路をボルテージフォロアの前に入れてます。
そして、なんとそこに入ってるキャパシタがカラーコードのバンブルビー。
どこのメーカーでも、ハンドメイドでも、バンブルビーがエフェクターに入ってるのなんか見たことないですよ。
ギター用のローパスフィルターで使うには、僕はバンブルビーが一番好きです。ギターらしい色気と枯れ具合が絶妙。

あと、電源は006P×2で18V駆動してます。ギター用のコンパクトエフェクターって、ほとんど9Vで駆動してますけど、実際のところ、オペアンプって±15Vぐらいで駆動するのが普通なんで、単電源9Vだとかなりギリギリの電圧なんですね。
ヘッドフォンアンプを作った時も思ったんですが、電源に余裕がある方が歪みが少なくてレンジが広くて奥行きのある音が出ます。
ギターだと逆に歪みを積極的に作るんで、特にコンパクトエフェクタの電源ってあんまり問題にされないみたいですけど、でも、やっぱり歪みエフェクターでも電源電圧が大きい方がいい音しますよ。奥行きとハリ、ガッツが出る感じ。

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で、中身。
ちょっとゴチャゴチャしてますけど、音色を優先してでかいパーツをいろいろ使ったらこうなってしまいました。
オペアンプはバーブラウンの2604。
オペアンプ周りの回路は基盤上にまとめました。あと、デカいパーツはランドグラフのようにポイント・トゥ・ポイントで空中配線してます。
インプットはクリフで、アウトップットはスイッチクラフト。アウトプットのグラウンド端子で一点アースしてます。
LEDの場所がなんか不自然ですけど、他のパーツと干渉しないように付けたら、ここになりました。
抵抗は一本80円もするDALEのを使ってます。クリアで中低域が太く出ます。イメージとしてはクリーンで鳴らした335のフロント。
ちなみに、高級エフェクタなんかでたまに使われるXiconは、高域の暴れと枯れ具合が、P-90のイメージ。
あと、カップリングコンデンサにはEROのMKT1813の旧型と、あと同じEROのなんか青いちょい古いの。
右上の黄色い四角いのはフィリップスで、非反転増幅の抵抗と直列でグラウンドに落ちてます。
配線は、ホットが定番のギャビットの撚り線、アースも定番の太いエナメル銅単線。
ポットはゲイン、レベルはコスモスですが、真ん中のトーンだけアルファになってます。ちょうどよい抵抗値のがアルファしかなかったんで。

あ、あと、ケースはハモンドです。タカチとほとんどいっしょなんだけど、なんかほんのちょっとだけ高級感があります。
アルミダイキャストって、加工しやすいし、頑丈だし、扱いやすくて好きです。

で、音色ですけど、ほとんど色づけなくそのまま歪みを足す感じでブーストしてくれます。
高域も低域もスポイルされず、逆に中域が変に強調されることもなく、ピッキングニュアンスも殺さず、とても自然ですが、音にはハリとツヤが出ます。
ゲインを上げても、音がつぶれないできちんと歪むし、抜けてきます。
チューブアンプのブースターとして使うと素晴らしいと思います。
とても気に入りました。
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by org19 | 2007-02-01 00:50 | エフェクター