真空管アンプ、ギター等のBLOG


by org19
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カテゴリ:エフェクター( 50 )

Tremulus lune

TonePadで拾ってきた回路図でtremulus luneを作ってみました。
元ネタはNoise Swashとかで一部で有名な4msのエフェクタです。

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インプットがボックス型のジャックになってたり、フットスイッチが6Pになってたりするのは、ただ単に、家にそれしか無かったからです。
フォトカプラはLEDとCDSで自作しました。といっても、対面させて布テープで固定しただけですけど。
これも、LEDとの組み合わせで、音色がだいぶ変わるみたいです。
初めは高輝度の緑LED使ってたんですが、ちょっと効きがキツいので、普通の赤LEDに換えたりしました。

オリジナルは、かなりゆっくりのトレモロにも設定できるんですが、あんまり実用的でないので、スピードのポットを10Kから5Kに変更してます。
スピード微調整ツマミの「Fine」は面倒なので省きました。

マシンガンのように「ババババッ」っと切り替わるキツめの設定にもできますが、サンタナのアルバムで聞けるような柔らかいトレモロにセッティングして白玉で鳴らすと、なんかもうフワフワしてとても気持ち良いです。
気に入りました。

ただ、スピード以外の3つのツマミが相関関係にあるので、慣れないとちょっとセッティングが難しいかなあ、という気はします。


あと、グネコSGは現在、クリアを吹いて乾燥中です。
明日、またクリアを吹いたら、しばらく置いて研磨します。
あと、フレットも打たなきゃ。
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by org19 | 2007-03-25 01:03 | エフェクター
前回作ったトーンベンダーMkIIですが、音が気にってるわりに箱がアレだったので、移植しました。
あと、ひよこのQ-tripper作りました。
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トーンベンダーですが、グラウンド配線にWEの単線を使ってたのですが、中低域がリッチな感じになってファズらしい汚さが出にくかったので、もっと安そうな単線に換えてみました。出音は、うむ、狙い通り。
やっぱりファズはツマミはでっかくないとね、ということで、大きいツマミをつけたのですが、FUZZが3時、LEVELが9時のところで、微妙に干渉してしまいます。
あと、いつものように何も考えず適当にLED用の穴を開けたら、FUZZの文字に干渉してしまいました。
なんか、いつもツメが甘いんですね。

それから。
ひよこのQートリッパー。わんぱくトリッパーじゃなくて。
以前に作ったDr.Qがイマイチだったので、バラして箱を再利用しました。
ただ、前回はツマミ1つにミニスイッチだったところに、ツマミを2つ追加してるので、かなりキツキツです。
上のリンクでいうところのC5、C6の値をミニスイッチでかえられるようにてみました。
ノーマルだと0047uFなんですが、ベースモードにすると0080uFになるので、バンドパスフィルタの中心周波数が少し下がります。
あんまりエグくはないけど、自然な感じで使いやすいオートワウですね。
ただ、3つのツマミがそれぞれ相関関係にあるので、気持ち良いポイントにセッティングするのがちょっと面倒です。

それから。
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70年代前半のグレコのSGをゲットしました。
シリアル無し、「Gneco」ロゴというのは74年ぐらいまでの仕様です。
ペグは通好みの星ペグ。ロトマチックタイプのカバーに☆マークがついてるアレです。
ピックアップカバーは、もちろん「Gneco」の刻印入り。これまた、通好みです。
この辺の年代のグレコって、ギブソン系でもボルトオンネックになってたり、レスポールのトップのメイプルと下のマホガガニーの間に空間があってセミアコ構造になってたり、指板インレイやらヘッドのバインディングやらが、スタンダードとカスタムがごっちゃになった仕様だったりと、ビザールなのかJV扱いなのか、微妙な年代で、ヤフオクでの値段のつき方も微妙な感じなんですけど。
以前にゲットした75年のレスポールデラックスのフロントにつけたP-90の音の粒立ちの良いジャキッとした音が頭から離れなくて。
というわけで、今回ゲットしたのは、71~74年のグレコSGの中でも、クラウンインレイが入ってセットネック仕様の最高機種SG-600です。

ボディは、SGの薄いボディでもパンケーキになってます。で、しかも表・裏に化粧板が貼ってあります。
ネックは木目がマホガニーにも見えなくもないですが、多分メイプルです。もちろん3ピース。
意外に太くてガッチリしてます。
フレットはこの年代の国産機種ほとんど共通の細くて低いフレットです。
これはイマイチなので、打ち換えます。

あと、ネックのポジションマークの無い側のバインディングがとれかけてて、塗装も一緒に剥がれてたので、ここはバインディング巻き直し。
傷も多いし、ついでなので、リフィニッシュもしてしまいます。
で、ピックアップはケントアームストロングのハムバッカーサイズのP-90。
SGはアームついてると、なんかいいよね。ということで、アームもつけましょう。
マエストロもいいですけど、ここはビグスビーで。
ペグはゴトーのマグナムロックでいきます。

というわけで、早速フレットを抜いて、指板修正して、バインディングも巻き直しました。
ネックの反りはほとんど無いです。年式を考えたら、パーフェクトに真っ直ぐと言っていいレベル。
ただ、かなり弾き込んであって指板がえぐれてるので、指板の掃除のつもりで軽く均します。
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バインディングが厚く見えると思いますけど、塗装を剥がすのといっしょに削っていくので、薄くなります。

塗装は、わりと薄手ですが、ラッカーではないです。
スクレイパーとドライヤーでちょっと剥いてみましたが、これならサンドペーパーの方が早そう。
というわけで、塗装剥がしは後日。
リフィニッシュの色は、やっぱり木目の見えるチェリーレッドだよね。
…とは思いますが、面倒なので塗り潰しの黒で妥協するやもしれません。
乞うご期待。
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by org19 | 2007-02-21 01:35 | エフェクター

Shred MasterとPignose

マーシャルのハイゲインディストーション、ShredMasterを作りました。

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ケースは昔に作ったFuzzFactoryをバラしてリサイクル。

オペアンプ2つ、ツマミ5つで歪みものとしてはかなり複雑な部類なんですけど、何も考えないで入力から順番に作っていったら案の定、ジャンパー線が往来することになりました。
まあ、きちんと音は出るので結果オーライ。
パーツはやっぱり有り合わせ。古いギターとかラジカセからとったコンデンサとかがたくさん入ってます。
配線はメインに使ったのがベルデンの錫メッキ7本撚り線ですが、よく自作系のエフェクターで使われてるベルデンの撚り線が22AWG程度なのに対して、今回は18AWGとかなり太いので、ポットも多いし、わりと大変でした。
あと、イン/アウトは例の電話線です。

松美庵の回路図を参考に作りました。
見てもらうと分かると思いますが、ダイオードクリッピングで歪みを作った後でフェンダー型のトーンコントロールが入ってます。
これは、MESAのデュアルレクチのようなモダンなハイゲインアンプでよくある手法ですね。
もともとフェンダー型のトーンはミドルが削れてドンシャリになるんですが、これが歪みの後にはいることでキレの良いドンシャリが作りやすくなります。
で、このペダルは、さらにその後でコンツァーというパラメータがあって、再度中域を削ってます。このコンツァーがシュレッドマスターの特徴ですね。
これによって、極端なドンシャリのディストーションサウンドが作れます。
スラッシュメタルの音だなあ。イメージの中にあるアンスラックスとかメタリカの音。
ブリッジミュートしてザクザク刻むには最適なペダルではないかと。
とてもいいですね。気に入りました。

ええと。次。
ピグノーズをジャンクで3台ゲットしたので、いろいろやってみました。
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1台は箱のみ、もう2台は中身が入っていたものの、音は出ないので、箱とスピーカーだけ再利用しました。
ちなみに、右の箱にはFOSTEXのスピーカーが移植されてます。

下のが前から何度も作ってる386を使ったオペアンプ一発のギターアンプ。
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スピーカーの下にチンマリとぶら下がってるのがアンプです。
で、右にむかって延びているオレンジと黒の線がエクステンション・スピーカー用の端子。

で、下のがエクステンション・スピーカー。スピーカーの下のポットとジャックはダミーです。
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ピグノーズを二段積みにして鳴らせます。
我ながら頭悪い発想。

出力は1Wぐらいですが、それでも、ゲインを最大にしてやるとかなりの音量で鳴ります。
これに歪みものを突っ込んでフルドライブしてやると、ぶっ壊れるんじゃないかというぐらい勢いで鳴ります。
これが、なかなかいい音。
ニールヤングのライブ盤のHey Hey,My Myみたいな音が出ますよ。

しかし、このピグノーズのスピーカーのインピーダンスがいくつなのかよくわからないんですけど、二台並列に繋げてドライブしたら負荷が重すぎて386が壊れるんじゃないかと思ったんですが、全然そんなそぶりもなく、きちんと鳴ってます。
まあ、触ってみると、さすがにちょっと温まってますけど。
すごいなあ、386。
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by org19 | 2007-02-14 01:22 | エフェクター

ToneBenderMkII

ジミー・ページも使ってた、トーン・ベンダー・マーク2を作ってみました。
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穴開けに失敗して、なんか傾いてますけど。
しかも、手頃なノブが無かったので、髑髏ノブになってます。
中身も中身で、ポットもジャックもバラバラだったり、9P使ってるのにLED無しだったり、とてもいい加減ですけど。

トランジスタはロシア製のUFOみたな形のPNPゲルマ。
他のパーツも高級品と普及品といろいろ差し替えて比べてみましけど、ファズだったら、やっぱり安いパーツの方がいい音するんですね。
確かに、高級品を使う方が音にまとまりが出て弾きやすい音にはなるんですけど、ファズらしい荒さや汚さは出にくい気がします。適材適所。
あとは、いつものような感じで、入力がクリフのジャック、出力がスイッチクラフトのジャックで、出力のアース端子て一点アース。
配線材はビッグマフでも使った海底電話線用の線。

回路的には、ファズフェイス系のひたすら増幅する回路にインプットバッファーを付け足したような感じですね。
それによってファズフェイスの低域のモコモコする感じが薄くなって、中高域の暴れが出てくるのかなあ。

コンプ感が強くて、サスティーンがジリジリ消える感じがまさしくゲルマニウムのファズ。
カエルの鳴き声のような音とでもいうか。
これより汚い音色だと使えないというギリギリのラインで、でも使える音です。
前にも一度作って後輩にあげたんだけど、なかなか良かった記憶があったので、もう一回作ってみたわけですが。
今まで作ったファズの中で一番好きです、これ。
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by org19 | 2007-02-10 00:37 | エフェクター
オーヴァードライブ作りました。
だいぶ前から作るつもりでパーツは買ってあったんですが、ようやく。
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ええと。
TubeScreamer系の中でも評判の良いフルトーンのFullDrive2とランドグラフのDynamicOverdriveの回路図を見つけたので、そのへんを参考にしつつ作り始めたんですが、…どうもしっくりこない。
どうしてもTS系の中域に寄ってフィルターかかったような音になっちゃうんですね。
まあ、これがブースターとして使った時にソロをとるには弾きやすい音色でもあるわけですけど、個人的にはちょっと音色が変わりすぎるかなと思います。

で、前回レスポールに内蔵したひよこドライブブースターがなかなか良かったなあと思い出したので、それを叩き台にして、ダイオードのセレクタスイッチ追加、ゲインアップ、トーン回路追加、電源18V化という感じで変更をしてます。

ダイオードセレクトはフルトーンとかランドグラフとか、ハンドメイド系では定番になってるみたいですね。
今回は、Si+Ge/Siの非対称、LEDの対象、クリッピング無しから選べるようにしました。

ゲインは非反転増幅負帰還回路のボリュームを100Kから250Kに換えて2.5倍アップ。単体でもそこそこ歪むようにしてます。

トーンはいろいろ試行錯誤したんですが、結局キャパシタ1個とボリューム1個のギターについてるトーンと同じ回路をボルテージフォロアの前に入れてます。
そして、なんとそこに入ってるキャパシタがカラーコードのバンブルビー。
どこのメーカーでも、ハンドメイドでも、バンブルビーがエフェクターに入ってるのなんか見たことないですよ。
ギター用のローパスフィルターで使うには、僕はバンブルビーが一番好きです。ギターらしい色気と枯れ具合が絶妙。

あと、電源は006P×2で18V駆動してます。ギター用のコンパクトエフェクターって、ほとんど9Vで駆動してますけど、実際のところ、オペアンプって±15Vぐらいで駆動するのが普通なんで、単電源9Vだとかなりギリギリの電圧なんですね。
ヘッドフォンアンプを作った時も思ったんですが、電源に余裕がある方が歪みが少なくてレンジが広くて奥行きのある音が出ます。
ギターだと逆に歪みを積極的に作るんで、特にコンパクトエフェクタの電源ってあんまり問題にされないみたいですけど、でも、やっぱり歪みエフェクターでも電源電圧が大きい方がいい音しますよ。奥行きとハリ、ガッツが出る感じ。

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で、中身。
ちょっとゴチャゴチャしてますけど、音色を優先してでかいパーツをいろいろ使ったらこうなってしまいました。
オペアンプはバーブラウンの2604。
オペアンプ周りの回路は基盤上にまとめました。あと、デカいパーツはランドグラフのようにポイント・トゥ・ポイントで空中配線してます。
インプットはクリフで、アウトップットはスイッチクラフト。アウトプットのグラウンド端子で一点アースしてます。
LEDの場所がなんか不自然ですけど、他のパーツと干渉しないように付けたら、ここになりました。
抵抗は一本80円もするDALEのを使ってます。クリアで中低域が太く出ます。イメージとしてはクリーンで鳴らした335のフロント。
ちなみに、高級エフェクタなんかでたまに使われるXiconは、高域の暴れと枯れ具合が、P-90のイメージ。
あと、カップリングコンデンサにはEROのMKT1813の旧型と、あと同じEROのなんか青いちょい古いの。
右上の黄色い四角いのはフィリップスで、非反転増幅の抵抗と直列でグラウンドに落ちてます。
配線は、ホットが定番のギャビットの撚り線、アースも定番の太いエナメル銅単線。
ポットはゲイン、レベルはコスモスですが、真ん中のトーンだけアルファになってます。ちょうどよい抵抗値のがアルファしかなかったんで。

あ、あと、ケースはハモンドです。タカチとほとんどいっしょなんだけど、なんかほんのちょっとだけ高級感があります。
アルミダイキャストって、加工しやすいし、頑丈だし、扱いやすくて好きです。

で、音色ですけど、ほとんど色づけなくそのまま歪みを足す感じでブーストしてくれます。
高域も低域もスポイルされず、逆に中域が変に強調されることもなく、ピッキングニュアンスも殺さず、とても自然ですが、音にはハリとツヤが出ます。
ゲインを上げても、音がつぶれないできちんと歪むし、抜けてきます。
チューブアンプのブースターとして使うと素晴らしいと思います。
とても気に入りました。
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by org19 | 2007-02-01 00:50 | エフェクター

ビッグマフ

なんかムラムラと作りたくなってきたので、作ってみました。
ビッグマフ。
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容器はダイソーで買った100円のステンレスの缶。
もう見た目からしてファズ。
しかし、これ、100円のくせにやたらと頑丈で穴開けにものすごく難儀しました。
たった6つの穴を開けるのに30分ぐらいかかりましたよ。

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パーツはおおむね有り合わせのものを使ってます。
回路定数は、古いのと最近のとロシアのと、どれもいろいろ違うので、いろいろ試して使いやすそうなところに決めました。
カップリングコンデンサは最近の回路だとケミコンになってるんですが、僕はマイラとセラコンを使ってみたり。
アルミ電解だと低域がブーミーになる感じがするんですよね。まあ、そこで音色を作ってる節もあるんですが。
配線は、ベトナム戦争の時米海軍で海底の電話線に使ってたとかいうビニール皮膜の撚り線。
ミリタリースペックだけあって、これまたやたらと頑丈。バネが強いというか、曲げても物凄い勢いで元に戻ろうとします。
音は、芯とハリがありつつ、やや暴れる中域が特徴的。
やっぱり太い電線は太い音だし、細い線は細い音、硬い電線は硬い音だし、柔らかい線は柔らかい音なんだよね。
あと、アース関係は太い単線を使いました。

ノイズも少ないし、太いし、いいなあビッグマフ。トーンの効き具合も良いし。
ディストーションに近いけど、低域の暴れ具合がやっぱりファズだなあ。
…前に作ったときはあんまり気に入らなかったんだけど、やっぱり良かったです。マフ。

ただ、何故かゲインとボリュームを両方フルテン近くまで上げると発振します。
音色を決めながら仮組みしたときには発振しなかったのに?
まあ、そのうち直します。

そうそう、エレハモのページ面白いですよ。
サウンドサンプルとか、実際に演奏してるムービーとかが置いてあります。

キャパリソンは、ヘッドの表を黒で塗装して、だいたい良さげなので、明日あたりクリアを吹きます。
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by org19 | 2007-01-28 00:57 | エフェクター
ご無沙汰です。

スモールクローンアンプですが、結局スピーカー次第だなあ。
というわけで、ひとまずこんな感じ。
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コントロールは、電源、クランチ/ディストーションの切り替え、ボリュームになってます。
スモーキーアンプをそのまま大きくしたような感覚のチープな音。
まあ、これはこれで良いかもしんない。

で、今度はFOSTEXの10cmフルレンジスピーカーのFE103Eを買って来て作ってみました。
これ。
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自作オーディオの世界では、よく使われるスピーカーみたい。
前面の開き具合を調整できるよう小細工してます。
開き方でだいぶ音が変わりますね。
ちなみに、箱は銘々皿が入ってた桐箱。

で、回路は上のアンプと一緒なんですが、やっぱり全然音は違います。
銀パネのフェンダーアンプで使われてるらしいMOLDEDのコンデンサがあったので、採用しましたが、確かにフェンダーっぽい。というわけで、配線材もクロスワイヤで。
ストラトとかテレキャスで弾くと、カッキン、コッキンいって気持ち良い。

ただ、やっぱり嫌な歪みがでます。
386という単体でパワーアンプとして使えるオペアンプをオーバードライブして歪ませてるんですけど、この歪み方というのが、ステレオが音割れしてるようなバリバリした音で、特にハムバッカーのギターで弾くと中低域の音割れがして、なんかとても耳障りです。
しかも、スピーカーがハイファイなので、余計に耳につきます。
これだったら、アンプはクリーンに作って、ダイオードでクリッピングさせるエフェクターで歪ませたほうが良さそう。

というわけで、RAT。
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思いつきで作ってるので、箱とかパーツとかいい加減です。
箱はダイソーで買った蓋つきのアルミの缶。プラスチックの蓋にアルミのテープを貼ってシールドしてます。
サイズといい色といい、RATそっくり。でも、重さも丈夫さも1/3。
オペアンプはオリジナルはシングルの308なんですけど、デュアルの4558の片側だけ使ってるあたりで、行き当たりばったり加減がわかりますね。

前にも現行品のRAT持ってたんですけど、こっちの方がいいなあ。
現行品のRATは音がこもり気味で、低域も潰れがち、音は太いんだけど音圧が無い、てなわけで、ちょっと使いづらかったんだけど、こいつはそのあたりが改善されてて、もうちょい枯れた感じ。
ゲイン下げ気味にして、ちょっとギラついたクランチが気持ち良いです。
ゲインをあげても、低域の潰れは控えめで、わりとキメ細かい歪みになります。ミュートしてザクザク刻んでメタルもいけますね。
RATでもLEDのない初期モノはプレミアがついてたりしますけど、たぶんこういう音なんじゃないかと。
オズボーンバンドのJake.E.LeeがRAT使ってたらしいですけど、確かにそんなイメージ。

このエフェクタは、真ん中のFILTERツマミを右に回すと高域が削れるという普通と逆の設定になってて、僕もそのつもりで作ったんですが、間違えて逆にしてしまいました。
つまり、左に回すと高域が削れます。直そうかと思いましたが、こっちの方が使いやすそうなんで、そのままにしてます。
あと、オリジナルの状態だと、ゲインは3時ぐらいまでしか上げないので、ちょっとゲインを下げてます。
なんか、ものすごく適当に作ったのに、とても出来の良いエフェクターになってしまいました。
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by org19 | 2006-12-13 21:57 | エフェクター

Fuzz製作とWah手直し

ごぶさたです。
意外に多忙です。

なんか久しぶりに歪みエフェクタを作りたくなってムラムラしてきたので、サクっとファズを作ってみました。
元ネタは例の如く畑野氏の土日本です。
なんか最近、こればっかでちょっと恥ずかしい。

土日本だと「FuzzMaster」って名前がついてますけど、回路はFuzzFace系です。
ちなみに、世間では「FuzzMaster」っていうと、AceToneが作ってた国産ファズです。
1号から3号まであるみたいです。もちろん使った事ないけど。

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家にあったパーツで、適当に組みました。

ケースは放置プレイされてたハモンド。
フットスイッチはだいぶ昔に作ったA/Bボックスをバラして使いました。ただ、3PDTのスイッチが無かったので、ミレニアムバイパスなる方式を採用。DPDTのスイッチでトゥルーバイパスでLEDもつきます。
あと、回路のパーツはストックの中から適当に拾いだして。
土日本だと、ERO、WIMA、DALEなどなど、いつものように高級パーツが指定されてますが、今回はファズなので、安い適当なパーツを使って組みました。
かえって、その方がチープでファズらしい音になったりしてね。
ちなみに、ツマミは前の記事のベースのノブだったものです。

中央のミニスイッチは、最初はトーンツマミだったんですけど、右か左に回しきったどちらかの状態でしか使わなかったので、スイッチにしてしまいました。
左に倒すとFuzzFace系のやたら太い音ですけど、右に倒すともうちょいハイ寄りでジリジリした音になります。

FuzzFaceといえば、やたら中低域の膨らんだ太い音と、ギターのボリュームに良く反応してクリーンからファズまで作れることだと思うんですけど、そのへんは左チャンネルはバッチリです。
前に、ゲルマでFuzzFace作ったことありますが、その時のは太いというよりハイが出ないだけな感じで、あんまり良い印象がないんですけど、今回は、もうちょい使いやすそう。

手持ちのファズだとFuzzFactoryがあるので、比較してみました。
FuzzFactoryは、さすがに音色が豊富で、飛び道具として使えるし面白いんですけど、なんか音が後ろに引っ込んでしまう感じがすします。
それに比べると、このファズは前に出る感じがして、アンサンブルでもきちんと抜けてきそうです。音色も、ファズとしては大人しめですけど、そのぶん無難に使えそうです。


それから。
ワウを手直ししました。
なんかローコードを強めに弾くと音が歪むので、トランジスタを交換。
BC108BからBC109に交換。
ストラトだったら歪まなくなりました。
レスポールでローコードを思いっきり弾くと、まだちょっと歪むかなあ。まあ、許容範囲内です。
音はちょっと硬めになりました。
なんか寝ぼけた感じの音色だったから、ちょうど良いかも。

で、調整。
やっぱり、調整は難儀します。
ワウって回路はシンプルなのに、奥が深いなあ。


さて、来週のサザエさんは…
・スティングレイのプリアンプ交換
・トレモロのエフェクタ製作
・スモールクローンアンプの作り直し
…の3本です。お楽しみに。
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by org19 | 2006-11-12 01:11 | エフェクター

エフェクターバトン

しばらく多忙してましたが、ようやく一段落したので、hikikomori3からもらったバトンをば。

■エフェクターバトン■

1.*あなたの現在メインで使用しているエフェクターを教えて下さい。いくつでもいいです。

自作チューブプリアンプ
自作TS
自作ワウ
自作フェーザー
エレハモ スモールクローン
BOSS DD-6


2.*中でも気に入っているものは?

チューブプリ。詳しくは、今までの記事を見てください。
まあ、プリアンプなんで、エフェクターと言っていいのかどうかわかりませんが。

自作TS。太くはないだんけど、スムーズにゲインをプラスできるのでブースターに良いですね。

エレハモ スモールクローン。「あの音」がとても気持ち良いです。


3.*改善、改造(モディファイ)、買い替えが必要だと思うものは?

チューブプリ。ハムで歪ませると低音が暴れるのが気になる。シングルならちょうど良いんだけど。
ワウ。なんかもうちょいエグくかかって欲しい。
フェイザー。振るとカタカタいうのは直さないといけないと思ってます。

4.*何らかの事情で温存しているエフェクターはありますか?

ないです。気に入らないものはすぐ売るんで。


5.*もう売ってもいいかな、と思う所有エフェクターはありますか?

サンズアンプ ベースドライバー。ドンシャリなのが気に入らなくて最近はあんまり使ってないです。あとガリが酷いのだけど、構造上ポットの交換がとても面倒なので放置されてます。
ベリンガー アンプシミュ。なんかチャチなので。ZOOMみたいに遊べないし。


6.*ここのメーカーのファンだ、というのがあれば教えて下さい。

エレハモ。外観といい、音といい、オリジナリティーがあって好きです。柔らかいのにエグいというか。サイケデリックで気持ち良い。値段も適正。

フルトーン。ここのエフェクターは使ったことないんですけど、パーツはよく使ってます。フットスイッチとか、ワウのポットとか。

K&R。ここもエフェクターつかったことないんですけど、ひよこエフェクターにはいろいろお世話になってます。

TMD。同じく、使ったことないんですが、メーカーとしてより、ライターとしての畑野貴哉さんにはいろいろお世話になってます。ヤフオクでもお世話になってます。

ついでに嫌いなメーカーもいいですか?
Z-VEX。ファズファクトリーはたしかにエポックメイキングなエフェクターなんですが、いかんせん高すぎ。
侠気。某新大久保の中古楽器屋で作ってるブランドですけど、ハイグレードなパーツ使ってるのはわかりますが、これもボッタクリすぎ。
シブヤ楽器のモディファイとか高いなあって思いますけど、Z-Vexとか侠気とかを見ると、シブヤ楽器も適正価格なのかなあと思えてきます。

それから。
ベリンガー。マルチはともかく、あのコンパクトはさすがにどうかと思います。コンパクトの回路図なんてネットでいくらでも拾えるわけで、工房系のメーカーは各自工夫をして目指す音を作ってるんだと思うんですが、このメーカーはこだわりもプライドもないのかと。アンプシミュを一個買いましたけど、確かに、まあそこそこ使えはするんですが、ツメが甘いですね。というか、技術者・職人としてのこだわりが無いんだと思います。オレンジレンジかよ。いや、オレンジレンジとか、よく知りませんが。
しかし、その点、ズームは偉いと思います。安いし、オリジナリティーもあるし。開発の人が頑張ってる感じがして好感触。


7.*狙っている憧れのエフェクターはありますか?

気になったエフェクターはとりあえず作ってみるので、憧れのエフェクターとかはないです。


8.*自作エフェクター、作るとしたらどんなエフェクター?

今は、エフェクターよりオールチューブのアンプが作りたいです。


9.*あなたのエフェクター、ライヴなどで盗難経験は?

ないです。
自作エフェクターを借りパクされそうになったことは何度もあります。


10.*次に回す5人

適当にどうぞ。
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by org19 | 2006-08-30 23:28 | エフェクター
というわけで、昨日おおむね完成していたTUBE-PreAmpですが、その後、またいろいろ弄った末、ひとまず完成。

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昨日は正面から撮った写真だったので、今日は後ろから。
背面左から、電源ケーブル端子、電源スイッチ、ヒューズ、入力ジャック、出力ジャックです。
ツマミ類は、EDGEツマミはイマイチなので外して、クリーン気味のAチャンネルと、クランチ気味のBチャンネルと独立してボリュームをつけてみました。
「TUBESAN」は洒落です。

レヴュ。
ええと。まず。
「オーバードライブからディストーションまでカバーするマーシャル系」とか言うわりに、思ったよりも歪まないです。
Bチャンネルでゲインを限界まで上げてもクランチ程度です。
オリジナルより多少はゲインアップしてるんですけど、それでも歪み具合としてはTS程度だと思っていいです。
ま、もともとのコンセプトがブースター的な位置付けなので、クランチに歪むアンプに突っ込んで使うのが前提なんでしょう。
真空管一本だとこれぐらいが限界なのかなあ。
V-twinとか歪む系のプリアンプはだいたいチューブ2本以上入ってるしね。

とはいえ、音は良いです。
真空管らしいコンプ感がきちんと出るし、音にハリがあります。
トランジスタよりも音が前に出る感じがします。
そして、太いです。
クリーンだったらコンプ感バリバリのベンチャーズ系サウンド。
335を突っ込んでクランチで弾けばラリカル。
ストラトでクランチのアンプに突っ込めばレイボーン。
レスポールで歪むアンプでブースター的に使えば橘高。
ギターだけでなくて、ベースにそのまま使っても良い感じです。
プレベを突っ込んで軽く歪ませて弾くとブリブリいって、とてもファンキー。

というわけで、ひとまず満足。


さて、来週のサザエさんは
・カツオ、FullToneのFullDriveに挑戦
・マスオ、TonePadのTremuluslunew作る
・波平、いつかはフルチューブアンプ
の3本です。
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by org19 | 2006-08-05 01:55 | エフェクター