真空管アンプ、ギター等のBLOG


by org19
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EL34 三結全段差動P-Pアンプ

おまたせしました。
続けての在庫整理アンプは2SK30-12AU7-EL34の三段構成全段差動アンプです。

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アルミ0.9mm厚のペラペラのシャーシにかなり重量級の電源トランスを載せていますが、L字のアングル材で2箇所補強したので、かなり頑丈になりました。

内臓。
c0004062_22375639.jpg


回路図。
c0004062_22381078.gif


電源はヤフオクで手に入れたLUXのつもりでしたが、ギターアンプ用にストックしてあったTANGOの方がちょうど良い感じなので、予定変更しました。
見ての通り、B電源は両波倍圧で作っています。
最初はドライバ管は5687のつもりだったのですが、電源トランスのヒーターが6.3V/3.3A*2ですので、ちょうどヒーター電力の賄える12AU7に変更しました。
それでもヒーター電力だけで40Wを越えますが。ちなみに、5687を使った場合には50W近くなります。

OPTは春日の25WのP-Pトランスです。5k:4Ωを10k:8Ωとして使っています。
春日は、ノグチ、東栄の同クラスのOPTと比べると一周り以上小さめですね。

出力は、10Wそこそこです。電源トランスの定格一杯まで使えば15Wぐらいは出せそうですが、発熱を考慮して少し抑えることにしました。
EL34のプレート損失は一本あたり15W程度です。
EL34のP損失の定格は25Wということになっていますが、欧州管はかなりギリギリの定格を設定していることが多いと言いますし、寿命を考慮したらやはり20W以下に抑えるべきと思います。
EL34は寿命が短いとか云われますが、おそらくギリギリに設定された定格一杯で使用されていることに原因があるのではないかと思います。

ハムは聞こえませんが、いつものお約束で発振に悩まされています。
漸次、対処します。

前回のEL84アンプの方が高域の繊細さは上であるように感じていますが、中低域の量感は今回のアンプの勝ちです。
でも、これは球でなくてOPTのキャラクターじゃないかなあ。

TANGOのような高域まで奇麗に特性の伸びたトランスよりも、春日とか東栄のような安いトランスの方が、高域が出ない分かえって中低域の押し出し感を感じるのやもしれません。
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by org19 | 2008-09-21 22:56 | オーディオ