5687全段差動PPアンプ(改)
2008年 03月 31日
今月初めに作った5687PPのミニアンプですが、初段のゲインがやや高くて使いづらいので、5670というドングリみたいな球と交換してみました。緑色の印刷が奇麗です。
こんな可愛らしい球でもJANなので、そもそもは軍用です。
パワー段とドライブ段とGEで揃えてみました。別にメーカーに拘りはないんですが、なんとなく気分が良いですね。
しかし、この5670という球はピン配置が特殊なので、6AQ8と交換する為にはかなりの配線の入れ替えが必要で、思ったよりも面倒な作業になってしまいました。
6AQ8よりも内部抵抗が若干低めなので、高域特性が良くなっているはずです。
ドライブ段のゲインが下がったところで、負帰還量も減らしました。きちんとした測定器もないので、あんまり多くかけない方が良いかと思ってです。
やっぱり6EW7アンプと比べてしまうと若干ナローレンジでダンピングもそんなに高くないのですが、FE207Eみたいなオーバーダンピングのスピーカーの場合、低域の量感が出るので、これはこれで良いです。