Fuzz製作とWah手直し
2006年 11月 12日
意外に多忙です。
なんか久しぶりに歪みエフェクタを作りたくなってムラムラしてきたので、サクっとファズを作ってみました。
元ネタは例の如く畑野氏の土日本です。
なんか最近、こればっかでちょっと恥ずかしい。
土日本だと「FuzzMaster」って名前がついてますけど、回路はFuzzFace系です。
ちなみに、世間では「FuzzMaster」っていうと、AceToneが作ってた国産ファズです。
1号から3号まであるみたいです。もちろん使った事ないけど。
家にあったパーツで、適当に組みました。
ケースは放置プレイされてたハモンド。
フットスイッチはだいぶ昔に作ったA/Bボックスをバラして使いました。ただ、3PDTのスイッチが無かったので、ミレニアムバイパスなる方式を採用。DPDTのスイッチでトゥルーバイパスでLEDもつきます。
あと、回路のパーツはストックの中から適当に拾いだして。
土日本だと、ERO、WIMA、DALEなどなど、いつものように高級パーツが指定されてますが、今回はファズなので、安い適当なパーツを使って組みました。
かえって、その方がチープでファズらしい音になったりしてね。
ちなみに、ツマミは前の記事のベースのノブだったものです。
中央のミニスイッチは、最初はトーンツマミだったんですけど、右か左に回しきったどちらかの状態でしか使わなかったので、スイッチにしてしまいました。
左に倒すとFuzzFace系のやたら太い音ですけど、右に倒すともうちょいハイ寄りでジリジリした音になります。
FuzzFaceといえば、やたら中低域の膨らんだ太い音と、ギターのボリュームに良く反応してクリーンからファズまで作れることだと思うんですけど、そのへんは左チャンネルはバッチリです。
前に、ゲルマでFuzzFace作ったことありますが、その時のは太いというよりハイが出ないだけな感じで、あんまり良い印象がないんですけど、今回は、もうちょい使いやすそう。
手持ちのファズだとFuzzFactoryがあるので、比較してみました。
FuzzFactoryは、さすがに音色が豊富で、飛び道具として使えるし面白いんですけど、なんか音が後ろに引っ込んでしまう感じがすします。
それに比べると、このファズは前に出る感じがして、アンサンブルでもきちんと抜けてきそうです。音色も、ファズとしては大人しめですけど、そのぶん無難に使えそうです。
それから。
ワウを手直ししました。
なんかローコードを強めに弾くと音が歪むので、トランジスタを交換。
BC108BからBC109に交換。
ストラトだったら歪まなくなりました。
レスポールでローコードを思いっきり弾くと、まだちょっと歪むかなあ。まあ、許容範囲内です。
音はちょっと硬めになりました。
なんか寝ぼけた感じの音色だったから、ちょうど良いかも。
で、調整。
やっぱり、調整は難儀します。
ワウって回路はシンプルなのに、奥が深いなあ。
さて、来週のサザエさんは…
・スティングレイのプリアンプ交換
・トレモロのエフェクタ製作
・スモールクローンアンプの作り直し
…の3本です。お楽しみに。