真空管アンプ、ギター等のBLOG


by org19
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テレキャス リペア その6(最終回)

はい、というわけで、全6回にわたってお送りしたテレキャスリペアですが、今回で最終回です。

今回は、電装系の追い込みと最終的なセットアップをしました。
c0004062_2054817.jpg

こんな感じですね。
ミニスイッチ2つとコンデンサ2つを詰め込んだので、かなり細かい作業になりましたが、なかなか面白い感じにできあがりましたよ。
前回からの変更点は、ポット、アウトプットの配線、あと、下側のミニスイッチです。

まずポットですが、プラスチックシャフトのポットが頼りない感じだったので、ストックの金属シャフトのポットに交換。
容量も250kオームから500kオームに変更してみました。
ポットの抵抗値が大きいほどフルテン時に高域が出るようになります。
前の250kのポットだと、ピックアップを直列にした時にややコモる感じがしたのですが、500kにしたらいい具合に抜けるようになりました。
もちろんノーマル時も、耳に痛い高域は出ず、ちょうどいい感じにトレブリーです。
メタルシャフトなので剛性感もあって、操作感も良好。
オリジナルのポットはミリ規格につき、ノブが使えないので、ストックのノブに換えました。
ゴールドなのは、これしかなかったからです。

配線材は、1950~60年代?のグラスファイバー皮膜の撚り線です。
写真の緑色と茶色の縞の入ってる線ですね。
テレキャスのメタリックなアタック音が強調されて、とても無骨な感じの音になります。

あと、下側のミニスイッチで、ノーマル/ボリュームオフ/ハイパスを選べるようにしました。
真ん中にしとくとノーマルですが、ボリューム側に倒すとボリュームオフ、トーン側に倒すと、ハイパスコンデンサが効いて、ボリュームを絞ったときに低音から削れていきます。
もともとこのテレはボリュームにハイパスコンデンサがついていたのですが、それの有無を選べるようにしたわけですね。
ちなみに、ハイパスコンデンサ無しの普通のボリュームは高域から削れていくので、絞ると丸い音になります。

あとは、弦高調整とオクターブチューニングをしてセットアップ終了。
フレット擦り合わせ済みなので、弦高は低めにセッティングしましたが、ビビリもほぼ無しです。
フレット、ナットともに問題ないようです。

というわけで、劇的ビフォア・アフター。
ビフォア
c0004062_20323579.jpg

アフター
c0004062_20315116.jpg


まあ、よく見ると、もとの塗装が落としきれてなくて、色が違ったりとかありますが、勘弁してください。

で、僕のテレキャスと弾き比べてみましたが、肝心の音の方もなかなか良いです。
僕のFernandesのRevivalシリーズのテレキャスは、80年代初めの国産コピー最盛期のギターの中でも上位機種のようなので、さすがにそれにはかなわないのですが、このテレも現行のUSAのテレよりも十分良い音するんじゃないかと思います。
リヴァイヴァルのテレの方がパワー感があって太いですけど、このテレも、音の奥行き感とか立体感はなかなかのものです。
トレブリーで、テレキャスらしい音してます。

あと、いろいろ遊べるコントロールにしてあるので、弾いてて面白いです。
ハイパスコンデンサをオンにしてボリュームを絞ってカッティングしたり、ピックアップを直列にしてハムバッカーっぽいフレーズを弾いたり、あと、スイッチング奏法もできますよ。

というわけで、テレキャスリペアはこれにて終了。
おつかれさまでした。
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by org19 | 2006-01-30 20:53 | ギター・ベース