真空管アンプ、ギター等のBLOG


by org19
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テレキャス リペア その5

塗装が終わったので、あとはナットと電装系でしたね。

もうここまでくると組み込みたくなるのが人情ってものです。
というわけで、塗装が半乾きの状態でしたが、組み上げました。
まあ、オイルフィニッシュの場合、半乾きでも手にオイルが着くぐらいで、塗膜の仕上がりには影響しないんで大丈夫です。

というわけで、まずナット。
ナット材は、人工象牙のTUSQです。
赤線でマーキングする前にネック幅に合わせて削ってあります。
高さは削らなくても、ほぼ丁度の高さだったのでそのまま使います。
あと、ナットの嵌っていた溝は、あらかじめペーパーをかけて奇麗にしておきます。

c0004062_2394651.jpg

溝切りヤスリと、手持ちのテレキャスから弦の幅を写して赤線で印をつけたナットですね。
赤線に沿ってヤスリで溝をつけます。
その際、ややヘッド側の方が溝が深くなるようにします。
これは、下の写真のように、ナットよりもペグの方が低い位置にあるからですね。
c0004062_2491465.jpg

溝に角度をつけてやることによって、チューニングの際の弦の動きが滑らかになるはずです。
で、もちろん、弦は6種類の太さがありますので、それぞれの弦の幅に合わせて溝を広げてやります。
それぞれのゲージの太さに合った溝が一発で切れる専門のヤスリセットもありますが、専門工具で高いので、今回は普通の精密ヤスリで削ります。
だいたい削れたら、僕の場合、各弦で対応する溝をこすってやります。
そうすれば、当然ですが、弦とピッタリの大きさの溝になりますね。特に巻き弦には効果的です。

ナットの最終的な調整は弦を張った状態でします。
ナットの高さは好みでいいのですが、2フレットを押さえたときに1フレットの頂点と弦が接していると、当然ですが解放弦がビビってしまいます。
そうならない範囲で、高さを調整していきます。
調整が済んだら、木工用ボンドで軽く接着。
あと、僕はいつも、鉛筆でナット溝をなぞって、カーボンの粉でもって溝の滑りを良くしてます。

で、最後に電装系。
いろいろ悩むところですが、今回は、3Wayセレクター、1ヴォリューム、1トーンのノーマルのコントロールの他に、フロント/リアを直列接続するスイッチと、ヴォリューム0/トーン0にできるスイッチを増設してみました。
c0004062_353981.jpg

案の定、かなり面倒な配線になりました。この写真で分かってもらえるかなあ?

電装パーツも全部入れ替えてます。
3WayはCRL、ポットはCTSの250kオーム、ボリュームにはハイパス用コンデンサにオレンジドロップの0.015uF、トーン用コンデンサは古いオレンジドロップ、配線はクロスワイアで、アースは銅の単線で強化、ジャックはスイッチクラフトで、古いKesterで止めてます。

あと、リアはダンカンにリプレイスされてました。
フロントはフェンジャパ純正だと思いますが、何故かダンカンとは極性が逆でした。
なので、極性を逆にして、ついでに配線材も安ものだったので、クロスワイヤに交換。

それから、CTSのポットですが、プラスチックシャフトがストックにあったので使ってみたのですが、シャフトがフニャフニャして頼りないです。なんか気持ち悪いので、普通の金属シャフトのポットに交換予定。
トーンのヴィンテージのオレンジドロップは、現行のオレンジとは良い意味で別物です。
オレンジのやや暴れる元気の良い感じがありつつも、安っぽくならずに上品にまとまってくれます。
このテレにはベストマッチかも。

というわけで、ひとまずできあがったのが下のです。
c0004062_3245459.jpg

できたのが夜中なので、まだきちんと試奏できてないのですが、なかなか良さげですよ。
まだ塗装が乾ききってないとか、ポット交換予定とか、完成ではないんですが、とりあえずは終了です。

明日は、アンプにつなげて弾いてみます。
乞うご期待。
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by org19 | 2006-01-30 03:28 | ギター・ベース