PARC Audio DCU-F121W 標準箱 4Lバスレフ
2009年 01月 30日
仕事忙しかったのでは?…いや、忙しいですよ。忙しいんですけど。
大きい方を作るつもりでしたが、板取りの関係で4Lの小さい方になりました。キットで出ているのと同サイズです。
バスレフポートは手持ちの塩ビ管が内径30mmでしたので、長さは130mmほど、共振周波数は55〜60Hz程度になっていると思います。
いつもと違い今回は、砥の粉・木工ボンド・水を適当な割合で捏ねたものを2度塗りしてみました。
横のTangBandのバスレフと同じラワン合板を使っているにも関わらず、仕上がりの奇麗さは雲泥の差です。
ウッドコーンと銅色のフェイズプラグと黒い箱との組み合わせがなかなか精悍で格好良いですよね。
キャンペーンでもらったPARCのシールをバスレフポート下に貼ってみました。
今回は、真面目にエアーフロー対策のザグリもいれてみました。
写真がちょっと分かりにくかったですが。
本当はもう少し大きくザグった方が良かったと思います。
また、少量のグラスウールを吸音材として入れています。
FOSTEX FE-206E スパイラルホーン、PARCバスレフ、TangBandバスレフを並べてみました。
今回のPARCと前回のTBは箱のサイズはほぼ同等ですが、出てくる音は全然違います。
評判に違わぬ素晴らしい音質だと思います。良いです、これ。
高域は、スペックを見るとあまり伸びていないような感じですが、聴感上の不足は全くありません。
TangBandよりも歪み感の少ない澄んだ高音が出ているように感じます。
また、FOSTEXの方が口径が大きくホーンロードもかけていますので、PARCに繋ぎ換えると、当然、超低域が出なくなる感じはあるものの、低域の量感の不足は余感じません。
逆に、中低域の充実感ではPARCの方が勝っています。
高音から低音までバランス良く、音離れの良さ、定位感も申し分ありません。
PARC Audioさん、ありがとうございました。
17cmパルプコーンの箱ができるまで、しばらくメインスピーカーとして使ってみます。
エージングでどう変っていくのか楽しみです。
ただ、インピーダンスが6ohmというのが、真空管アンプとの組み合わせではちょっと使いづらい感じです。
そこだけが、ちょっと難点でしょうか。